2008-09-10から1日間の記事一覧
感の良い方なら俺の“螺旋”の着想のヒントは明らかだろう。ひとつは“当然”、「空の境界」である。空の境界 下 (講談社ノベルス)作者: 奈須きのこ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/06/08メディア: 新書購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (450…
もちろん、人生がそれで終わってしまうわけではない。本当の「あがき」は、達観したその瞬間から始まる。万物は流転する。私たちはぐるりと大きく回って、出発点へと戻るだけである。 茂木健一郎 「偶有性の自然誌」第二回 何も死ぬことはない 考える人 2008…
死を受け入れると同時に生をその全体において抱きしめる。そこには、もはや個別化の原理は存在しない。変化は避けることができない。個体にとって、死はやがては必ず訪れる。しかし、この世の中に満ちている「偶有性」を正面から見据え、それを受け入れるこ…