まったく、不安や恐怖というものは、それこそ残存腫瘍の如く、潰しても潰してもいつの間にか復活して意識を食い破っていく。
先日、酒に呑まれながら弱音を吐いた。「俺って本当に医者になれるのかな?」…そんなのは杞憂だ、と笑われたが、俺には今のところそうは思えないのである。
俺にとって“医者になる”ということは、単に国家資格を取ることではなく、“適切な診断をし、的確に治療し、しかも患者に全人的に接する”という…まぁ、理想像な訳で、「独壇場」でこれまで展開してきた「理想に現実を近づける」という行程を踏んでいるだけなのだが。問題は、理想をイメージできても、自分がその理想に近づくイメージが、頭の中で全く固まらないことに因る。まぁ、放って置いても“それなり”にはなれるだろうが、そんなもので満足する俺でもないだろう(藁)
…ま、そんなことを言っていたトコロで、何の得にもならん。どうせやるべきことは既に決まっているのだから。
Therefore,
No Need to Hope
Unknown to Hope
I have no regrets. This is the only path.
So as I pray ——
“Unlimited Blood Works”