俺は別れ際に「Good Luck」と言うことにしている。今のオレは幸運でないとは言わないが、幸運であるとも言わない。スッカラカンなのだ。だからこそ友達には幸運が降ってくるといいなぁ、と勝手に思っているだけだし、或いは自分に出来なかったことを他人に押し付けているだけかもしれぬ。
それでも、オレの「Good Luck」が“相手に好印象を与えよう”だとかの偽善的打算目的ではないだろうと思っている。たかだかの挨拶如きで見返りを要求するほどオレも阿漕じゃないだろうし、悲しいかなそんなことをいちいち考えられるほどオレの脳みそのスペックは良ろしくない(藁) せいぜい単純なプログラムに従っているぐらいのものだ。
…とまぁグデグデとオレ様論理の御託を並べたところで、相手が「ありがとう」と言ってくれるなら、それこそ私からも感謝なのだけれどね。