- 「思い出に残る医師 その3 〜追われた医師〜」: ユウ氏「医者やりたいねんけど。」
関連病院に脅しまでかけた、件の教授の執念というか怨念と言うかには閉口だが、「大学院で研究業務をしなければ破門だ。」というのは、分からんでもない。まして、医局に所属しなくてもいいという選択肢がある今日では、尚更だろうな。
今日、大学病院が大学病院たるその属性とは、研究機関であるということである。従来ではどうしようもなかった疾患も、どうにかできるように、研究を以って医学の研究に寄与する場である。多くのヒト(非医療関係者含み)が医局制度を敵視するのは、そこではなく“人員の派遣機関”としての医局だろう。医局制度が生き残るか、それとも各病院が独自に人員確保できるようになるのか、今後どうなるかはわからないが。それでも、研究機関としての医局は、大学病院が崩壊でもしない限り残るだろう、というか、寧ろこちらが存在意義になる日も、来るだろうか。
ちなみに俺は研究やりたがりの人間だし、高収入に興味はないし、辺境区派遣ならそれはそれで構わないと思ってる人間なんで、もうどっぷり医局に漬かっちゃってますが(藁)。っていうか医局長にここのサイトバレしてるし(藁)