急遽決まった道の駅道南制圧。では、どうぞ。
札幌→国道230号→道の駅「望羊中山」→道の駅「230ルスツ」→サイロ展望台
まずはいつものルートで札幌脱出。で、今までは「230ルスツ」から道道66号を西走し真狩・ニセコ方面へ抜ける事が多かった。でも今回は素直に国道230号を南下し洞爺湖畔へ*1。折角なので洞爺湖を眺めてみたかったのと、道の駅「とようら」への直通ルートだから*2。雨が降っていたらスルーパスだったが、幸いにも展望台到着時には止んで展望は開けていたので立ち寄って一枚。老夫婦を案内していたタクシー運転手の話を横耳で聞くに、洞爺湖の絵葉書、或いは団体様ご一行の集合写真は、ココで撮るんだとか。
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国道230号→国道37号/230号重複区間→道の駅「とようら」
国道230号は展望台の後、外輪山を下って湖岸を走行する。この下り坂、歩道が無い割に歩行者多数。トレッキングの団体様一行らしい。いや、歩道がないのは仕方がないが、路側帯の白線の車道側を堂々と歩くなタワケ。
…まぁ、どうにかして湖岸へ。そして国道は右(噴火湾側)に折れ、湖岸を走行して洞爺湖温泉に至る道は道道2号となる。実は、この国道230号、ある時期までは洞爺湖温泉を通過してから噴火湾側に抜けていたのだが、今回ルートが変わっている。…そう、前回の有珠山噴火で国道のど真ん中に噴火口が開いたのは、この国道。通行不能期間中はサイロ展望台よりはるか前の外輪山を外側に走ってそのまま豊浦町に行き着くルートが代用されていた。が、今では立派なトンネルが出来て道央道の虻田洞爺湖ICを経て入江地区に抜ける新ルートになっている、という訳。
まぁ何はともあれ、噴火湾沿いを走る国道37号との重複区間を疾駆し、道の駅「とようら」に到着。
この道の駅、特に特色なし。豊浦町の特産が苺なのでオリジナル商品として苺ラムネ「紅い宝石」が売られているが、前回買って飲んでは見たが、本当にタダの苺風味のラムネでしかなかったので今回パス。今回の旅のモットーは「質素倹約」なもんでな。次。
国道37号→国道5号→道の駅「YOU・遊・もり」
道の駅「とようら」直後から渋滞。しまった、このルートはツール・ド・北海道のコースだった! とはいえ、時間が時間だった(この時点で10:30前後)ので、それほど時間をもっていかれることなく突破。以下、森町まで道の駅が無いので噴火湾沿いをどんどん南下。八雲町のモダ石油で給油*3し、南下続行。森町に入り、国道5号が沿岸を離れて少しのところでようやく道の駅「YOU・遊・もり」到着。
この道の駅には飲食設備が無いが、駐車場近くにこじんまりとした飲食店はある。ここで森町名物「いかめし」Get。
小さい、中にご飯が詰まったイカ2つで¥520なり。道の駅裏の公園でのんびり昼食。
国道5号→国道278号→道の駅「つどーる・プラザ・さわら」
道の駅「YOU・遊・もり」を少し進んだところで国道278号が分岐する。国道5号はこのまま大沼を通過し真っ直ぐ南下して函館に至る。国道278号は駒ヶ岳や恵山を回りこんで亀田半島の沿岸部をぐるり。今回は道の駅攻略が主眼なので当然後者。国道278号を走行して程なく道の駅「つどーる・プラザ・さわら」に到着。
至近距離に道の駅が連立しているのは、もともとこの場所は「砂原町」という森町とは別の地方自治体だったから。合併して新生「森町」が誕生するに至り、1つの自治体に2ヵ所の道の駅が登場することに(まぁもっとも、蘭越町や上士幌町、斜里町のように元々2ヵ所のところもあるが)。ただし、コチラの方が駒ケ岳が近いので良く見える。
…ハズが、生憎の天気で雲被り。残念。
しかべ間歇泉公園
元々鹿部町の沿岸部には温泉が湧いている(鹿部温泉)のだが、1か所、正真正銘の間欠泉が存在する。それがしかべ間歇泉公園。ただし、“公園”という名の“観光施設”であることに注意。間欠泉の噴出孔の廻りに建物を建てまくったため、本当に天然の間欠泉だかさえ怪しく見える。入場料¥300を高いと思うか、低いと思うか、各自ご判断の程を。
ちなみに、噴き出す温泉で足湯が設けられていて、足湯に浸かりながら間欠泉を眺められる。次の噴出までゆっくり浸かっていればいい。
南茅部大舟遺跡
合併して亀田半島全体が函館市になっているため、南茅部からは函館市扱い。とはいえ、まだまだ噴火湾の南岸、それっぽい雰囲気は全くない。元々南茅部は縄文期の遺跡が点在する地区。その中でも最大の大船遺跡へ立ち寄る。
入館無料の資料館があり、出土した縄文土器や、中空土偶のレプリカ(国宝扱いのためレプリカ展示)が置いてある。勿論撮影禁止のためそれらの写真はないが、発掘後の屋外の遺構は撮ってみる。
古部大滝
南茅部・境界付近にある景勝。上は寝そべっている獅子の地べたに着いた鼻のように見える…らしい?
滝の沢は亀田半島の山々から流れる沢が沿岸の崖で滝になって海に流れ落ちている滝。大舟遺跡資料館でGETした亀田半島観光マップにはバッチリ載っているくせに、実は滝の沢トンネルと銚子トンネルの間の覆道に駐車して、覆道から飛び出さないと見えないというとんでもない代物。そんなもん分かるかぁ!
恵山岬
国道278号からひょろっと道道231号が分岐し、コチラが沿岸部をさらに突っ走る。沿岸漁村の細い道道を抜けると、さらに林道の如き1.5車線の山道となる。我慢して走っていると突然視界が開け、歩道付き舗装2車線となり、岬の突端で道道は行き止まりとなる。亀田半島の東の端、恵山岬だ。
ここは、波打ち際に湧く温泉があり、海水を入れて薄めながら入る…のだが満潮時には薄まりすぎてぬるくて入れず、干潮時には海水が入らず、源泉が熱くて(50度!)これまた入れず、結果入浴できるのは一日2回、それぞれ1時間程度というとんでもない温泉「水無海岸温泉」がある…のだが、勿論それは今もあるが、その他にモダンな入浴・宿泊施設が出来上がってしまっている。まぁ、別にここで入らんでも今日の宿泊地は温泉なんで、パス。
国道278号→道の駅「なとわ・えさん」
恵山沿岸には道が無いので、道道231号を逆走して国道278号に帰還、そのまま恵山の西側を迂回して山中を走り、程なく津軽海峡側の沿岸に到着。そこからすぐに道の駅「なとわ・えさん」がある。
これで今日の道の駅攻略は終了。ちなみにこの恵山海岸、道の駅の裏の砂浜に出てみると、砂浜が“黒い”。別に濡れて黒く見える訳ではない。掬ってみると、砂にしては妙に重量感がある。
実はこれ、全部“砂鉄”。ここら一帯、砂浜ならぬ“砂鉄浜”。子供は面白がるかもしれないね。
国道278号→函館湯の川→トラピスチヌ修道院
道の駅を後にし津軽海峡岸を西へ。天気がよければ下北半島が望めるはずなんだが、生憎今日は鈍色の海。展望も何もあってもんじゃないのでそのまま走っているとあっさり函館湯の川に到着。16:40と、ちと早過ぎるので、少し足を延ばしてトラピスチヌ修道院へ。閉院ギリギリに滑り込むことに成功。売店は、閉まってたけどな。
あとは、ダイエー湯の川店で夕食を仕入れて(本日の宿泊は素泊まり! ¥3980なり)本日の宿泊場所にチェックイン。
でも今日はコレだけでは終わらない。