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道の駅攻略戦グランドツアー ファイナル 道東制圧戦 Day3

グランドツアーも今日で3日目。昨日の旅行記は一応完成しています。では今日の分をどうぞ。

網走→国道39号→とるぱ「女満別メルヘンの丘」→道の駅「めまんべつメルヘンの丘」

今日はゆっくりと朝食をとって出発。今日はあまり早く出発しても道の駅が開駅してないのでは意味がない。昨日の二日酔いもあるし、ちょうどいいや。

網走湖


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時間がまだあったので寄ってみた。

とるぱ「女満別メルヘンの丘」


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道の駅より網走側数百mのところにあるとるぱ。北海道とるぱでも代表例にされるほど、美瑛に引けをとらない風景が見られる。時期さえ合っていれば。
もう花の時期でもないので、残念ながら景色は緑一色。仕方が無いさね。

道の駅「めまんべつメルヘンの丘」


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今日最初の道の駅に到着。ゆっくり出てきたつもりでもやっぱり9時前に着いてしまい、開駅まで暫し待機。女満別産トマトジュースをお土産に買ってみる。

国道39号国道240号道道494号→鹿鳴の滝→チミケップ湖

国道39号を南下し、美幌町のモダ石油で給油。ココから先、中標津町までモダ石油がないもので。国道240号に乗換え美幌町市街地を南下。国道243号を南下すれば美幌峠に着くが、それでは道の駅が一つ抜けてしまう。とりあえず津別町目指して南下。
津別町の北側の「木材工芸館*1に寄らなかったのは失策だった。結局昨日の思いつき偽善は露と消える事に。しゃーない。
津別町市街地を抜けて山中に入って程なく、道道494号が分岐する*2。チミケップ湖へ続く道だ。ただ道道51号もすぐ近くで分岐する。間違った道にに入りこまないように。
この道も途中でダート1車線の林道と化す。もういい加減慣れてきたゾ。湖の手前で瀑布の音が。崖下に降りるとその正体が明らかになった。

鹿鳴の滝


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上部に道路補強工事が見えるのは興ざめだが、仕方がないだろう。でも水飛沫が風に漂いいい感じ。崖が急かつ倒木が多く、ここまで来るのに難儀したが。

チミケップ湖 I


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チミケップ湖 II


山中に忽然と姿を現す秘湖という感じ。実はこの撮影場所より先に高級ホテル「チミケップホテル」なるものがある。ランチでもとろうかと思ったが、時間が早すぎた(11:30〜)。まぁ、この旅に高級品は要らないのでいいか。

「じーっ」


道道494号を引き返す途中で、乗馬用の馬がこちらを見つめてくるので一枚。この周辺は牧場が多く、乗馬クラブの看板を幾つか見つけた。

国道240号→道の駅「あいおい」

チミケップ湖から道道を取って返し、国道に戻って南下再開。山中をかなり進んで道の駅「あいおい」到着。…今回の旅のルート決定で最大のネックになっていた場所である。どうやってもココを通過するのには妙なコースを描かざるを得ないから。

道の駅「あいおい」


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元々ここで昼食をとる予定だった。道の駅内の十割り蕎麦にかなり心惹かれたが、待てよ? 道の駅駐車場入り口に何かあったな…。

石釜パン工房「アエプ」


石釜で焼くパン屋さんだった。中をのぞいてみると何とほとんどの品物が売り切れ。石釜焼きなもんで一日1回しか焼けないそうだ。それにしたって売れすぎ。きっと美味いんだろうと思って、残っていた豆パンとシナモンロールを購入。見た目は普通のパンだけど、確かに美味い。売り切れ続出は、納得。

国道240号→国道241号→道道949号→オンネトー・湯の滝

国道240号で南下を再開。釧北峠を突破し釧路市阿寒町に突入。遂に釧路に帰ってきた! のも束の間、国道241号に切り替えて足寄町に突入。是非行ってみたい場所があったから。
程なく左折して道道949号に突入。

眼前の雌阿寒岳


目前に迫るは噴煙上げる荒々しい山頂を有する雌阿寒岳。その麓にある絶景を目指す。

オンネトー I


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北海道三大秘湖の一つ、オンネトー雌阿寒岳・阿寒富士を背景に碧青色に輝く湖面は美しいの一言に尽きる。この湖面は時刻によりその色を変えるらしい。今回は長居する訳にはいかないので見られないが、機会があればその景色、是非見てみたいものだ。
オンネトーの湖岸を走る道道949号をもう少し走る。狭いくせに観光バスがわんさかいる喧騒を抜けて、舗装が終わる道道の末端に駐車場がある。そこに車を停めて山林を歩くこと30分。異質な光景が姿を現した。

湯の滝


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日本庭園と見紛う見事な滝が素晴らしい。が、ここの滝、河床が真っ黒。

成長するマンガン鉱床


この黒いのはマンガン。しかも微生物が作り出した“成長するマンガン鉱床”なのである。この滝の水は火山から湧き出したマンガンを含む温泉で、微生物はそのマンガンイオンを代謝したときに発生するエネルギーで生きている。世界でもここしか見つかっていない特殊な現象がみられる場所なのだ。

道道949号→国道241号→国道240号→滝見橋駐車場→国道241号→双湖台→双岳台

駐車場に戻り、暫し来た道を逆走。

オンネトー II


帰りがけにもう1枚。
国道241号に戻り、改めて東走再開。阿寒湖温泉はスルーパス。温泉市街地を抜けて少し進んだところに、とるぱ滝見橋駐車場がある。阿寒湖唯一の出口となる釧路川が流れ落ちる渓流となる、その上に架かる滝見橋から、その光景が見られる。

滝見橋から望む渓流


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本当は紅葉の季節が一番綺麗らしいなのだが。去年来ておけばよかった。
国道240号から、重複区間となっていた国道241号が分離し、そちらを進む。国道240号はそのまま南下し、北海道を縦断して釧路中心部に続くが、釧路に行くのはもうすこし後の話。
雄阿寒岳を目前に蛇行して高度を稼ぐ国道241号を走り抜けると、駐車場と展望台がある。双湖台だ。

ペンケトー・パンケトー


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双湖台の名は、その通りペンケトー・パンケトーの2湖を一望できるから。手前の“北海道のような形”をしているのがペンケトー、左奥の山間に僅かに見えるのがパンケトーだ。ただ、地図を見てみるとわかるが実際にはパンケトーの方がずっと大きい。この2湖には、ごく一部の例外を除いて湖岸に到達することは出来ない。
双湖台を辞し、国道241号を更に進むとある双岳台。ただし、駐車場が設けられている場所からは、木々が生い茂り展望が全く利かない。実に意味の無い駐車場になっている。
この駐車場の手前数百mに設置されている百葉箱付近なら、双岳の名の通り、雌阿寒岳雄阿寒岳の両峰が一望できる。

雌阿寒岳雄阿寒岳


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時間と方向の都合、逆光なのは仕方がない。

国道241号→道の駅「摩周温泉

峠を越えて弟子屈町に突入。蛇行する下り坂が延々と続く。スピード出しすぎ注意。弟子屈市街地、多数の国道、道道が交差する要所に、道の駅「摩周温泉」がある。

道の駅「摩周温泉


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トイレ看板が写ってしまったためトイレに見えるが、これは道の駅。もちろん見かけどおりトイレ以外に、案内所一室があるだけのこじんまりした施設だ。ただ、必要ならば摩周温泉での日帰り入浴場所を教えてくれたり、必要なら宿泊場所を手配してくれる。時間があれば裏手の河岸公園で寛ぐのもいい。周辺の観光地・飲食店の情報も豊富だ。

道道717号→国道243号→美幌峠・道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」

道の駅から少し戻って右折し、道道717号をバイパスにして国道243号に合流、一路美幌峠を目指す。此の道は一度きた道、勝手はよく分かってる。
屈斜路湖カルデラの外輪山をどんどん登っていく。途中から樹木は消失し展望が開ける。その外輪山の頂点、美幌峠に到着だ。

道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」


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この道の裏手から展望台に続く登坂。上りきった先に待つは、屈斜路湖全景。

屈斜路湖


広角レンズで最大視野角を以ってしても収まらぬ雄大さ。素晴らしい。

遠く斜里岳を望む


彼方にけぶるは斜里岳。知床は、もうすぐそこだ。

国道243号道道717号→道道53号→900草原→道道53号→摩周温泉

峠を降り、道の駅「摩周温泉」まで逆走。十字路を真っ直ぐ進み、南の丘陵にある広大な町営牧場「900草原」に到達。夕日撮影のシャッターチャンスを待つ。

900草原の夕暮れ


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が、西の空が曇り始め、夕日が隠れてしまった。

“奇妙な琥珀


明日からの天候が不安だ。
丘陵を降り、道道53号から摩周温泉市街地に突入。今日の宿泊地「ホテル摩周」にチェックイン。宿泊代¥7000の割に、料理は上手く、温泉はちと狭いが特に問題なし。今回の旅で2番目にオススメな宿だ。
明日は遂に知床の玄関口、斜里だ。

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