- 「本末転倒」: Yosyan先生「新小児科医のつぶやき」
これはどう考えても本末転倒です。病気があれば仕事を休み医療機関を受診するという「ライフスタイル」が、この日本では出来なくなった事を厚労省いや労働省は公式に認めたことになります。仕事は大事ですが、仕事を行なうための基本は健康である事です。健康を損なう病気になればこれを速やかに回復させる事が、仕事を続ける上の最重要事項と考えます。そのための医療機関受診を勤務時間中に認めない世界は異常です。個々の企業が認めないだけならまだしも、厚労省いや労働省が国策として容認する政治は狂気と感じます。
容認というか、経団連の言いなりになっているために「自分達ではどうしようもありませんので勝手にやってて下さい」としっぽ巻いて逃げているというか。まぁ、どうあれこの国の医療行政は国民の健康状態を統御する能力を喪失しているのは間違いないらしい。