6月26日、ヨーロッパ糖尿病学会(EASD)は、サノフィ-アベンティス社が販売しているインスリン製剤ランタスと発癌との関連についての一連の論文が学会誌Diabetologiaに掲載されることになり、そのうち癌の頻度が高くなるという報告とそうではないという報告があり、結論には達していないと発表しました(http://www.diabetologia-journal.org/cancer.html)。まず現在、インスリンを使用している患者さんは、ご自身の判断でインスリンの注射量を変更したり使用をやめたりしないでください。また、現在のご自身のインスリン治療に不安を感じていらっしゃる方は、ぜひ主治医にご相談ください。今後、日本糖尿病学会では本件に関して引き続き情報収集を行っていくこととし、厚生労働省や日本糖尿病協会とも連携しながら、必要な情報を提供していきたいと思います。
で、上記抜粋中にもあるが、学会誌「Diabetologia」の上記関連URIはこちら
…実は先日、その発癌機序に、ある仮説をもっていて、少しばかりBossと話をしたのだが。目下、それを確かめるべく基礎実験を行う環境にないのが残念だな。そもそもホントかどうか分からんが。