2011-12-28 一喝 雑感 言霊 天雨濛濛として天上より来る 水泡種種にして水中に開く 乍ちに生じ乍ちに滅して水を離れず 自らに求め他に求むるに事業裁す 即心の変化不思議なり 心仏之を作す 怪しみ猜うこと莫れ 万法自心にして本より一体なり 此の義を知らず 尤も哀れむべし 空海 「喩詩」 雨下る泡がその本然を違わぬように、如何なる画像が貴方の美貌を映そうと、而して乗法の順が逆であろうと、物事の本然に違いがあるかね?