“反原発”は賛同するが、どうにも“嫌な予感”しかしない。共通の“敵”をもつ集団は何より強いが、その“敵”を撃破した後、結束は雲散霧消し、各派の対立を招き、で、“反動主義”が勃興する、というのが歴史のパターンだからである。殊に“反原発派”が「高邁な宣戦布告」をtweetし始めた以上、最早看過出来ぬと判断した。…なまじの現実直視は両派からの総好かんを食らって消滅する、というのも、また繰り返されてきた歴史のパターンなのだが...“歴史研究が趣味”な「夢見る現実主義者」、とどめに「ぬるま湯に我慢できない、熱湯を求める蛙」と称された俺の仕事だろうよ。
「原発を停めても電力は十分賄えている」という意見もあるが、では、その補填分のためにオンボロ火力発電所をフル稼働させている現状が、果してあと何年持続するとお考えなのか。勿論、ホムルズを差し押さえられた上での重油残量を含めて、だ。
2012-01-05 01:26:05 via web
また、小児への放射線障害への影響を指摘しながら、火力発電所周囲の(小児)喘息発症率に関する言及がないのも頂けない(この辺りは、呼吸器内科+免疫学研究に携わる経緯で知った事ではあるが)。
2012-01-05 01:32:34 via web
現在まで原発の恩恵に与っていた以上(医療もエレクトロニクスも安定電源への渇望は変わりない)、"脱原発"を標榜するなら、非火力, 非原発かつ、地熱・風力・波力・太陽光の相互補完を満たすシステムの提示なくしては、机上の論の誹りを免れまい。
2012-01-05 01:36:50 via web
さて。ここから先はtwitterには書かぬ。単に“反原発”を謳歌するのではなく、貴方の生活に恩恵を齎す“安定した電力供給”を“反原発+脱火力”で供給する、天候、或いは人間の与り知らぬ素因で与えられる“自然エネルギー”(それは水力、風力、太陽光、地熱、潮力、etc...貴方な礼賛して止まぬものである)を全て統合し、その相互補完を満たすシステムを構築する、“専門家”ならぬ“統括指揮者”なくして、貴方の理想は達成され得ぬのである。