為末 大 @daijapan
このtweetを読んで、すぐさま連想したのが、あるドラマだった。「徳川綱吉 イヌと呼ばれた男」
wikipedia:徳川綱吉 イヌと呼ばれた男
(なぜかDVD化されていないのでwikipediaリンクで代用)
このドラマ、全く以て史実に基づいていない。しかし、「犬公方」と揶揄された徳川綱吉が、浮浪者を切って捨てても罪に問われない、未だに残る“戦国時代の殺伐とした空気”を、畜生をも愛すべきであるという“平和な”時代に変えた“名君”であること、そしてよりによってそんな時代の真っただ中に、あの有名な「赤穂事件」が起きたことを、最も端的に表現したフィクションであると思うのだ。
(「赤穂事件」が、一般的に信じられているような“忠義の模範”に該当するかどうかは、井沢元彦 著『逆説の日本史 16 近世爛熟編 - 文治政治と忠臣蔵の謎』を読まれるとよい)
- 作者: 井沢元彦
- 出版社/メーカー: 小学館
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