さて遠野で一夜を明かした翌日は、遠野物語の舞台の探訪へ。
あえりあ遠野→遠野駅・遠野観光案内所
まずは遠野駅前の観光案内所へむかう通りを歩く。
「カプッ」 @遠野観光案内所
駅向かいの観光案内所の中にある喫茶店にて。かわいい。
さて、遠野物語の舞台を巡るとはいえ、マイカーで来たわけではない我々では、広大な遠野を回るのは難しい(レンタサイクルもあるが、点在する観光地を巡るだけでも一苦労)。
より大きな地図で 遠野物語めぐり号 探訪マップ を表示
という訳で、今回は遠野市観光協会・早池峰バスによる観光ツアーに参加することに。その名も「遠野物語めぐり号」。
遠野駅前→南部曲り家 千葉家
まずは遠野西部、綾織町の「南部曲り家 千葉家」へ。
南部曲り家 千葉家→続石→五百羅漢
五百羅漢→愛宕神社・卯子酉様
卯子酉様
赤い布がたくさん下がっているのは、赤い布に思い人の名を書いて、利き手ではない方の手だけで結びつけると、縁が結ばれるという伝承があるから。
新しい縁は要らないので、二人で幸せになれますようにと布に書いて、片手で結ぼうとするのだが…これがなかなか難しい。最後にはコツを覚えたので、しっかり縛ってお祈りしてきました。
卯子酉様→遠野駅→伝承園・カッパ淵
カッパ淵
実はこの後、観光客の一人が転落してずぶ濡れになる事態発生。河童に引き込まれたかな?
伝承園に戻り、昼食を頂く。なめこ蕎麦や山菜、遠野名物「ひっつみ汁」、そして内緒の“遠野スイーツ”。
昼食後は伝承園の中の建物を見学。
伝承園
水車小屋
おしら堂
曲り家最深部にあるおしら堂。布きれにお願いを書いてオシラ様に託すのだが…狭い部屋の四方がすべてこれで埋め尽くされているので、初めて中に入った時には、ゾッとした。
これは行った人にしか分からない感覚だ。
福泉寺→遠野駅→早池峰神社
福泉寺から遠野駅に戻るまでが一般コース。ここからはオプション(とは言え追加1000円なのだが)。片道30分かけて、名峰早池峯山の麓、早池峯神社・遠野早池峯ふるさと学校へ向かう。
遠野早池峯ふるさと学校
既に廃校になった早池峰小学校を、伝承展示や物産販売に使っている。
廊下 @遠野早池峯ふるさと学校
嘗て子供たちが走り回っていただろう廊下。…こういうノスタルジックな写真は、Rufardさんには敵わないなぁ。