年の瀬なので、少しだけ話をしよう。
5月だったか、6月だったか。俺が主治医をやってる若い患者のアレルギーテストやってて、30分ほど雑談する機会があってな。
「先生、STAP細胞って本当にあると思いますか?」
「あるかもしれないね。でも、本当にあるというなら、せっかくアメリカからオファーが来たというらしいから、さっさと渡米して研究して、STAP細胞の存在を信じないという連中にうらぁ! と実験結果突き付けてドヤ顔すればよかったんだ。"それをしなかった"という段階で、俺はもうそれ以降の昼ドラに興味はないよ。」