安倍首相のお腹痛いネタは、必ず、妙な反論が返ってきますね。我が国の行政府の長である総理大臣の職を「大きな仕事」とかで一括りにまとめないで欲しい。総理大臣である以上、あらゆる健康不安は批判の対象になり得る。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2017年4月5日
まずもって潰瘍性大腸炎を「お腹痛い」で揶揄することからして論外だとして。
難病も、悪性腫瘍も。如何ともし難い事態になることは当然あるにせよ、一昔まえよりはちゃんと病勢をコントロールできるようになってきた。治癒、は難しいにしても、社会復帰できるようにするまで配慮するが、昨今の治療の目標なのである。"死ぬかもしれない病気だったんだから生きてりゃオッケー"ではないのだ。ちゃんと生計を立て、育児に問題がないように配慮し、社会復帰できるように指針を立てるまでが、たとえ癌であろうと難病であろうと、そこまでするのが昨今の我らの責務と考えている。そして、十分社会復帰できている人に「あいつは癌だから、難病だから」と言いたてるのか。
癌だから、難病だから、ということこそ、差別ではないのか。