先の週末、旅行先の地酒を、現在の居住地にある某神社に奉納してきた。
俺の旅には"お約束事項"がある。勿論時間の許す限りではあるが、まず旅行に先立ち、神社に参詣して旅の安全と好天を祈願し、旅先で必ずその土地の地酒を1本購入し、帰宅後に参拝し「無事に帰って来れました。良い写真を撮ることが出来ました。御加護を感謝致します」と感謝の念を込めて、その地酒を奉納するのである。これを以て、俺の旅行は終了となる。
合理主義的に言えば、その神社の縁者に各土地の地酒を楽しんでもらおう、っていうことになる。のだが、しかし、"祈り"っていうのは、そんなんじゃないだろう?