残念ながらソースもひけないのであるが。
子供の頃、道新の日曜版だったかな。20年以上前の話だ。「ブロードウェイ」の話が載っていた。記憶は定かではないので、あくまでも"記憶の範囲内"ではあるが。なるほど、"笑い"とは、こうでなくてはならないのか、それが俺の教義であった。
高価な席をとった客は笑う。それがあまり面白くなくても、腹を抱えて笑う。
どうしても笑えなかった時に、観客が"ブーイング"をする。
観客は、金を払って笑いに来ているのだ。
たとえそれが大して面白くなくても、"笑う"ことによって日々の鬱憤を払いにきているのだ。
それにも足らない芸人に対して、"ブーイング"をするのは当然であろう。
自分が「え? これ面白いの?」と思ったとしても、彼らは金をかけて"笑い"に来ているのだ。
どう頑張っても笑えない時に"ブーイング"するのだ。