「標準治療」という表現に対して。
「標準治療」っていうと並・上・特上の「並」みたいだけど、幾多の関門をかいくぐり、それまで主流だった治療を打ち倒して選ばれた治療なので、「横綱治療」とか「チャンピオン治療」と呼ぶべきだと思う。(図はこないだのがん基礎講座のスライド) pic.twitter.com/H7JDBWnb7G
— 森 勇一 (@ymori117) October 19, 2015
よく考えたら、この単語、使ったことないな。
王道、でよいのでは。 https://t.co/wnMszi4Uni
— Terra Khan (@DrTerraKhan) September 1, 2019
森先生、申し訳ない。提案しておきならがら、よく考えたらこの単語も使ってないわ。
俺が良く使うのは「正攻法」だった。そうでなければ「正面突破」だ。将棋で例えるなら『定跡』なのだが、さすがにこれは知ってる人が少ない。…まぁ、「将棋知ってますか?」と訊いて「ええ」というなら「所謂『定跡』です」と言えば、「なるほど」と通じるのである。
さらに、"標準治療"以外に関しては「正攻法が通じるのにわざわざ『邪道』を選ぶ必要はないです」といい、何らか理由で他の方法を選ぶ場合には「正攻法だけでは『競り負けます』ので、『搦め手』で行きます」と説明する。
…実際、これを使って「どれだけ理解を得られたか」の統計はとってないので何とも言えないが、それでも、印象としては「言わんとしていることは分かった」と言ってくれる方は多いと思う(というか俺の説明はかなり"異形な形態をとる"と自分でも自覚している)。
何の参考にもならないだろうけどね。