なるほどな。要は「生で動物や魚を食べる」という旧石器時代の文化を今に残しているのが日本の食文化で、それは稀有な事だと。
バッカジャネーノ? 大間違いだ。日本人の変態っぷりを理解していない。
加熱しても食えるものを、"敢えて生のまま食べたほうが旨いという謎の情熱を成就するために、その安全性を確保する為に集結した技術の結晶"が日本の生食"なのだ。旧石器時代には生のまま食うしかなかった、ただそれだけだ。だが日本人は何をとち狂ったか「加熱したほうが安全に食べられるけど、生のまま食べる方法はないものか」という"方向性を間違った才能の無駄遣い"こそ日本の食文化である。
そしてその食文化を侵犯することにだけは凄まじい敵意を発するのである。米国牛肉の狂牛病しかり、中国の食品添加物しかり。
そう考えると、某女子寿司屋が槍玉にあがっているのは簡単に理解できる。女性がどうかとか、ジェンダーの問題などここではどうでもいい。「安全に生のままで食べられるようにするのにどれだけ気を使う必要があると思ってるんだ!」、ただその一点だけなのである。その一点だけで、炎上するには十分すぎるのである。