ちょっと呟いてみる

日々の戯言、写真、旅行記、好きな音楽、格言、Minecraftプレイ記録

オオナムチ作戦: 改 day2

玉造温泉→?→竜頭の滝

玉造温泉を出発しカーナビの導くままに向かったのはいいんだが、途中で「←竜頭の滝」「↑竜頭の滝」と案内板が並列していてなんじゃこりゃと思いながら到着。

駐車場付近から望む里山


車を停めて遊歩道を歩くこと10分程。

竜頭の滝 雌滝


「竜頭の滝 雌滝」に到着。何だ、ただの渓流じゃん。と思っていたのだが、「この先雄滝」という看板と階段が。登ってみると…

竜頭の滝 雄滝



うおおお、すげぇ!
見ての通り滝の裏側には岩窟があり、そこから滝を裏側からみられる。写真左側に階段があるのはそこに至る道なのだが…まず渡河しなければ対岸に渡れない。そんな装備はしてこなかった。ただそれ以上に…岩窟には観音様が祀られているそうなのだが、ダメだ、行けない。「こちらにくるな」という謎の抵抗感を受けて、行けなかったんだ。

謎の案内板の理由

さて、先の謎の案内板「←竜頭の滝」「↑竜頭の滝」の理由は地図を見てもらえばわかる。俺はこの地図で右上(北東)から県道39号を進んでいる。

で、今回のルートは赤の滝谷川を遡るルート。こちらは下流から登ることになるので、まず下流の雌滝を見てから、階段を登り雄滝に至る。一方、青矢印の飯石ふれあい農道沿いにある駐車場は滝の上流にあり、雄滝には階段を下りていくことになる。下流の駐車場は整備はされているが乗用車が10台程度。一方の上流側は観光バスが駐車できる程度のスペースが確保されている。まぁ、雄滝さえ見られれば良いというのであれば、上流でもよいのかもしれない。
なお、地図上にはこれを短絡する道が描写されるが、"けものみち"に匹敵する悪路なので通行はお勧めしない。なぜかカーナビがこの道を示すもんだから行ってはみたが、入り口で速攻引き返した。上流側の駐車場のことを知っているのは、次の八重滝に向かうのに、結局一旦県道39号に戻ったあと、飯石ふれあい農道を通過せざるをえなかったからである。

竜頭の滝→八重滝

飯石ふれあい農道から県道238号を左折(東へ)、雲南市入間の国道54号を左折し三刀屋川を少し下ったところに、八重滝への道がある。

ここに駐車するが、紅葉の時期のせいか俺が出発する頃にはすごく混雑してきたので、早めの到着を推奨する。
しかし、事前調査で遊歩道遊歩道の情報が乏しかったのには困った。辛うじてマシだったのが下記のページである。
www.pref.shimane.lg.jp
とまれ、出発。




河鹿滝

姥滝

姫滝

八塩滝(一の滝・二の滝)


紅葉滝

河鹿滝

紅葉滝

滝尻滝

猿飛滝

八重滝→菅谷たたら

国道54号に戻り北上、県道38号掛谷上阿井線に入る。そこから県道336号付近の合流点から入ればよかったのだが、もはや"カーナビ不信"に陥っていた俺は県道38号をそのまま進み、県道272号を経由して菅谷たたらに到達したわけだ。

菅谷たたら

菅谷高殿

菅谷高殿内部

鞴の送風管

大舟(鉄鋼の融解炉)の内部構造

解説

たたら場の内部構造

大銅場


ここで吊り上げた分銅の落下で鉧を叩き割った。

山内の町並み

たたら場を支えた技術者や大量の薪、人口を賄う食料を商う目的や出来た鉄を計量する役人が集まりできた集落が今でも残っている。今後訪れる山陰の町並みの原型だ。

菅谷たたら→山内生活伝承館→鉄の歴史博物館→鉄の未来科学館

上記4つの施設は「公益財団法人 鉄の歴史村地域振興財団」が運営するもの。日本の中世の冶金技術を学ぶのは楽しい。
が、例外が一つ。日本刀を打つためにはどうしても日本古来の冶金による鉄「玉鋼」が必要だ、ということで、ある程度の現代技術を用いたうえで玉鋼を製造している会社がある。その会社が造った玉鋼製品を売る店が山内にある。「鐡泉堂」だ。

「鐡泉堂」



ダマスカス鋼に似た文様が美しい。

「鐡泉堂」→吉田掛谷IC→出雲IC→「活魚料理の宿 銀海」

松江自動車道・山陰自動車道出雲市に入る。午後から雲行が怪しかったので稲佐の浜はパスしていたのだが…あれ、夕日がきれいだ。

県道29号「みさきうみねこ海道」から望む夕日


宿泊地「銀海」

今日から2泊するお宿はこちら。

https://www.izumo-kankou.gr.jp/spot/stay/166
稲佐の浜から日御碕灯台に向かう県道29号の途上、崖っぷちに建っている。だもんで道路に面した正面玄関があるのが3階、客室が1階、2階にあり階段で降りていくことなる。エレベーターはない。
上記のWebpageの外観より、外壁は黒ずんいるので少し引く。内装もボロ…"昭和"です。察してください。浴室もカビこそ生えていないが何となく着色がある。一応、トイレは各部屋にあって洋式便座、ウォシュレットもついている。まぁ、気になる人は気になるでしょうね。
ただ、「活魚料理の店」と銘打っているのにふさわしく、夕食はすごい。


驚愕はズワイガニ
昨日高級旅館で食べたカニよりでかくて旨い。
何だろう、この魚料理に論者積みした感覚は。
この後の料理は上記tweetのレスを追ってほしい。惜しむらくは最後の汁物の魚のアラが油っこいので〆のご飯とやや相性が悪い。先にでたスズキの鍋の汁をかけた方が旨かったことくらいか。
それではまた、明日。
terra-khan.hatenablog.jp

当blogの記事全文の転載は固くお断り致します。原著作者(Terra Khan)の氏名を表示した引用、トラックバックは構いません。
「Terra Khan's Photo Gallery」の写真はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの指定に準じ、原著作者(Terra Khan)の氏名を表示し、非営利の場合に限り自由に使用できます。ただし、改変したもの(二次著作物)を公開する時、同じライセンスにする必要があります。各写真の署名の記載の通りです。