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オオナムチ作戦: 改 Appendix day1

旅行7日目。島根を離れ、東京へ。

美保関灯台・地蔵崎の夜明け

冬の時期は大山の肩から朝日が昇るらしいので行ってみた。



しかし雲が出てきて朝日そのものは拝めず。撤退。

美保館前から大山を望む。シルエットとして浮かび上がる大山が雄々しい。

美保館の朝食


www.mihokan.co.jp
宿泊したのは新館だが、朝食は国の有形文化財にも指定されている美保館本館で頂く。朝の美保関漁港を眺めながらの朝食はなかなかによろしゅうございます。ただ、仲居さんが団体客と話し込んでいてこちらに気づいてくれないのは、どうかと思いはしたけれど。
朝食後は有形文化財を見させて頂く。

2階宴会場から望む美保関漁港

中2階の 有明の間




障子には高浜虚子徳川夢声湯川秀樹の一筆が。他にも島崎藤村など著名人が逗留していたらしい。

中央ホールから全体を見渡す

朝の青石畳通り


美保館→江島大橋

8:30からの美保神社の御饌祭は見ずに出発。向かうはダイハツのCMで登場した「ペタ踏み坂」のある江島大橋

江島大橋(島根県側)


撮ってはみたが、確かに急ではあるがあのCMのようなインパクトはない。どうやって撮ったんだろう?

江島大橋→出雲縁結び空港

うかうかしていると羽田空港行の飛行機に間に合わない。カーナビは大根島を経由せず県道338号から川津ICに入るルートを提示するのでその通りにする。しかし何で県道338号は中海の上を走っているのだ?
ともあれ、川津ICに入ってしまえばこちらのもの。松江JCTから山陰道に入り、宍道ICで降りて給油のうえ、レンタカーを返却。


「飛行機出発1時間前までに返却下さい」なのに1時間15分前で返却。結構ギリギリであった。

出雲縁結び空港→羽田空港国立科学博物館

出雲縁結び空港を立ち羽田空港へ。明日13:00の会合に間に合わせるためには前日に東京入りしていなければならなかった。そのため今日で島根探訪が終わりなのである。
ただ、東京には御用がある。国立科学博物館の特別展「ミイラ展」を見ることである。
www.tbs.co.jp
某理由により特別展の招待券が届くので、それで見に行ったのである。もっとも、これまでの恐竜展・哺乳類展と違ってすべて撮影禁止であったので写真は無し。

葛藤

特別展を見終わった後どうするか。実は帰りの途中でこんな記事を見つけたのである。
dailyportalz.jp
俺も地図は好きだ。地質学も好きだ。大好きだ! だかしかし、俺は地図を肴に語り合えるのか? どうにも勇気が出ない。だもんで


行くべきかどうかアンケートをとった。さすがに弱小ブロガーなので3票しか集まらなかったが。3票入れてくれた方々に感謝を。全員が「行くべき」に投票してもらったのだが…
ヤバいの見つけました。

マイケル・J・ノバチェク博士緊急講演会

モンゴルで恐竜のみならず多数の動物化石を発掘したチームのリーダーであるノバチェク博士。英語講演だが1スライド毎に真鍋真先生が日本語訳を説明してくれる。
で、衝撃だったのが「今回の講演は博士の御厚意により撮影可となっております。」はい? そんな講演ありなんか。



抱卵する恐竜


ん? この化石は…


始めて「恐竜は抱卵する」ことを明らかにした有名な化石。

現生のダチョウのような恰好で抱卵していたと考えられる。

シチパチ


アリオラムス

Almas ukhaa


日本語転写がないので学名そのままで。新種の獣脚類トロオドン科の恐竜。

ハヤ (Haya griva)

白亜紀末期の恐竜化石分布

(名称不明)

Kryprobaatar


これは哺乳類の化石。ただし現生の哺乳類とは全く別の新生代初期に絶滅した多丘歯類の一種。

デルタテリジウム


これも哺乳類の化石。カンガルーやコアラなどの有袋類(後獣下綱)の祖先である。

博士のグループがモンゴルで発掘した生物化石の種類



白亜紀末期の地層とK-Pg境界のある地層の分布

真鍋真先生と博士とその奥様


国立科学博物館蒙古タンメン中本目黒店

講義を堪能したが時刻は19:45過ぎ。これからどうしようか迷った。地図バーに行く度胸はついぞ持てなかった。「だいすき日本」に電話したが出ず。ということで向かったのは「蒙古タンメン中本」。

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