問題が先送りにされる元凶 #現場猫 pic.twitter.com/8SrAPOJZlH
— からあげのるつぼ (@karaage_rutsubo) August 1, 2020
後進を育成したがらない輩は、確かに存在する。あと、自分の科を志望してない研修医を放置プレイにする輩もいるにはいる。
傍目に見てて、俺は全く共感はできないのだが、まぁ、価値観が違うので仕方がないと諦観している。自分の部下なら許さんが。
俺は縁ありて俺の元に来てくれた後輩(同門・研修医問わず)に、可能な限り教えられることは教え尽くしたいと思っている。
安倍晴明の話を引用するなら「甕の水を移すが如く」だ。
自分と同じ血液内科志望でないなら尚のこと。化学療法の妙味はさておいても、ステロイド、抗生剤、抗真菌薬の使い方をありったけ教えたいと思っている。
同門なら教えたいことは尚腐るほどある。
何故か。善人ぶっている訳ではない。最早「しない善よりする偽善」ですらない。
明日俺が斃死したとしても損害が最小限になるよう人材を揃えておきたいだけだ。
今日教えて明日すぐ使える訳ないだろう、って? 当たり前だろう。
しかし未来とは、今日できなくても明日少しできるようになる、その積分ではないのかね?
だから今日の教えが明日に続くように、明日俺が斃死しても、今まで教えた積分が役立つように、そうしているだけだ。