これがなかなか面白い。
さて。俺は北海道出身なのだが、一部"分かる"単語がある。なので、wikipedia: 津軽弁を調べてみたら…。発音やアクセントは違いがあれど、語彙は北海道方言にもとりこまれているものが少なくない。もちろん東北の影響の濃い道南"だけとは限らない"。石狩川流域の諸都市は標準語に近いと思われるが、それでもこの言葉は使用している、というものがある。
- あずましい: とても気持ち良い・落ち着く・快適だ。
- あめる: 腐る。
- いずい: むず痒い、セーターがチクチクする、新しい靴の履き心地に違和感があるなど、体に違和感や気持ち悪さを感じる状態。
- おがる: 大きくなる(伸びる、成長する)…有珠山の寄生火山の一つが「オガリ山」。また、腫瘍が増大してきたときに「おがってきた」と言う事がある。
- かっちゃぐ: 引っ掻く。北海道では語尾は濁音化せず「かっちゃく」。
- (金銭を)くだぐ: より単位の小さい紙幣・貨幣に両替する。北海道では語尾は濁音化せず「くだく」。
- ごんぼほる: だだをこねる。牛蒡を掘るのが大変なことに例えた。ただこの表現は函館赴任時しか聞いたことはない。
- したばって: だけど。北海道では「ば」が入らず「したって」。
- しばれる: 寒くなる。
- しゃっこい: 冷たい。
- なげる: 捨てる。「ごみステーションにごみを投げる」はもはや常用句。
- ねっぱる: (納豆や糊が)くっつく…だだ、北海道では"接着"までの意味は無くて単に「ネバネバする」か。
- めんこい: 可愛い、愛らしい。
一方、水曜どうでしょう・だるま屋ウイリー事件で大泉洋が「なまら怖かったよ」と言った「なまら(とても)」は新潟由来のようだ。由来を色々調べると、面白いかもな。