とある話を聞いたので、島崎藤村の「名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実一つ」をやってみようと思ったのさ。
君と僕 共に流れる力
波打つ赤と青の線
意力を伝える閃光
息を吸うのは喉だけじゃなくて
蠢くのは心だけじゃなくて
生きている 体のすべてが生きている
その全ての力で 伝えたいんだ
君が好きなんだ
君の力になりたいんだ
どうして どうして
心が脳を置いてけぼりにする
ねえ
君が好きなんだ
君と僕 共に流れていた力
赤と青の線って何だったっけ
意力はもう届かない
喉は息を吸うこともなく
もう 心の音も聴こえない
生きていた 体のすべてはもう
もう何も伝えることはできない
君が好きだった
君の力になりたかった
どうして どうして
運命が全てを置いてけぼりにする
ねえ
君が好きなんだ
君が好きだった
君と一緒にいたかった
どうして どうして
運命が全てを置いてけぼりにする
ねえ
君が好きなんだ
君が好きなんだ