terra-khan.hatenablog.jp
旅の続き。
後生掛温泉→県道23号「八幡平アスピーテライン」→八幡平山頂→県道23号→後生掛温泉(!?)
後生掛温泉旅館を出発した時には、晴れてはいないにせよ、雨は降ってなかったのさ。雨雲レーダーでは13時以降に降るらしいし、では行ってみっか! と八幡平アスピーテラインを上った…のはいいが、途中から雲の中に突っ込んだんだろう。そもそも到着するまえに視界5mくらいの濃霧だよ!! まさに↓
【香りの記念日】#水曜どうでしょう
— 水曜どうでしょう最新情報《非公式》 (@jundou_com) October 29, 2023
10月30日は「香りの記念日」
香りといえば...
「72時間!原付東日本縦断ラリー」
『寒さと風と匂いと危険』 pic.twitter.com/wGZ91l08Yn
もはや遊歩道を探すのにも苦労する始末。なので、這う這うの体で後生掛温泉旅館に戻ってきたのだ。別に温泉に入るわけじゃない。ここから散策路がある。
後生掛温泉自然研究路
さっきまで駐車していた駐車場にまた停めることになるとは。この上の駐車場の、旅館玄関の左に、舗装された遊歩道の入り口がある。
入り口から、もう足元には花が咲いている。
タチギボウシ
オナメ・モトメ、紺屋地獄
ここから道が階段状になる。
谷底には湧き出した温泉が溜まった池がある。
旅館に湯を供給する導管も見える。
谷の上部を望む。遊歩道は左側の進んでいく。左奥に見えるのが「しゃくなげ茶屋」。今は営業していない。
遊歩道のから見える泥火山の一つ。
先ほど見上げた谷の最上部にある温泉池。
大泥火山
遊歩道の末端にある「大泥火山」。長期にわたって泥を噴出し続けて、渦高くなっている。
以前はこの先も道が続いていて、「中坊主地獄」を経て大湯沼に行くことができたのだが、現在は通行止め。先ほどの分岐に戻る。今度は大湯沼へ。
Twitter(現X) Up分
散策中。 pic.twitter.com/N2jXusqD0W
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大湯沼。 pic.twitter.com/qAZDnmJO53
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泥水噴出孔。温度は96℃とのこと。 pic.twitter.com/PIJRPMVzsP
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後生掛温泉→県道23号「八幡平アスピーテライン」→八幡平山頂(またか)
散策路から戻ってきた時点で11:30より少し前。さすがに次の宿にチェックインするには時間がありすぎる。もっかい行ってみるか。
八幡平山頂レストハウス
相変わらず雲の中ではあったが、さっきよりは視界は効く。ただ、言うて
母さぁーん
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僕は今 八幡平にいまぁす
八幡平は 今日も雨でぇす#ヨーロッパリベンジ pic.twitter.com/lmAIweUQcO
何も見えん。
どうせ雨が降るのはわかっていたが、行けるところまで行ってみよう! と思ってな。
八幡沼目指して
できれば沼も見たかったが、まぁこの状況では展望を望めるわけはなく。湿地帯の花が撮れれば御の字かねぇ、と思いつつ、道端に結構花が咲いているのに気づく。
あ、やっぱり
で、見返峠を少し過ぎたあたりで土砂降り。撤収! 撤収!!
で、だ。もちろんリュックのカバーも装着したし、雨具も来たのだが、ズボンの雨具を忘れた…というか、「持って来ていたのを忘れてた」。馬鹿か俺は。
ともあれ、八幡平山頂レストハウスに撤収完了。この時点でも13:00頃。まだ早い。
八幡平山頂→県道23号→蒸ノ湯温泉
このままチェックイン可能時間まで待ってたら風邪をひく。かといって同じ場所に行くのも癪だ。ということで八幡平アスピーテラインを下りて(2回目)、途中の分岐から道を走って、「蒸ノ湯温泉」に到着。
www.fukenoyu.jp
いい感じの鄙び。まさに秘湯って感じ。内風呂はヒノキ造り。シャワー・カランは無し。ためてあるお湯を手桶でかけて体を洗う。
泉質は公式webでは「単純泉」になっているが、このあたりの温泉は硫黄分が強い。温度は少しぬるめで、かなり長い時間入っていられた。貸しバスタオルがなかったのは残念だが、今後の長期旅行プラン考えるのに、コインランドリーが使えるかどうか、組み込まなきゃだめだなぁ。
蒸ノ湯温泉→県道23号→八幡平ビジターセンター
お湯から上がってもまだ15:00にならないので、八幡平アスピーテラインをさらに下って、昨日スルーした「八幡平ビジターセンター」に行くことに。
hachimantai-vc.com
ここに来たのは、時間つぶしもあるが、この八幡平で撮影した花が何なのか、資料が必要だったから。
ちなみにビジターセンターの前に大沼があり、1周約30分ほどで散策できる…が、さすがにもう無理だ。
八幡平ビジターセンター→県道23号→県道318号→「藤七温泉」
三度、八幡平アスピーテラインを上る。で、八幡平山頂レストハウスの手前を右折し県道318号「八幡平樹海ライン」を進む。このまま進むと、かつて宿泊した「松川温泉」に至るが、現在途中の道路が陥没して通行止め。この道は現在、今回の宿泊地の「藤七温泉」およびその少し先の蓬莱境散策路までで通行止め。
藤七温泉 彩雲荘
投宿。 pic.twitter.com/QbLokPIwN9
— Terra Khan (@DrTerraKhan) July 25, 2024
www.toshichi.com
藤七温泉唯一の入浴、宿泊施設。標高1400m、東北で最高地点にある温泉宿泊施設だ。
ここの特色はやはり、温泉の主体が露天風呂であること。内湯から外に出て、いくつもある露天風呂に入るのだが…かなり歩くことになる。さらに1つは女性専用露天風呂だが、ほかは全部混浴。とにかく「ワイルドだろ〜?」としか言いようがない。
問題は、好天なら雄大な光景を眺めながら風呂に浸かるなんてこの上ない贅沢なのだが、今日は荒天だ。吹きっ晒しの中をすっぽんぽんで歩いて風呂に入りに行くのは、どちらかというと苦行に近い。むうむ、また天気の良い時に来たいものだが。
食事はビュッフェスタイル。食堂のテーブル席はすぐ一杯になったので、隣の座敷席で食事をとる…のだが、床が傾いている。ひょっとして、建設時点では水平だったのが、地盤が盛り上がってる? 火山地帯ならではだなあ。
なお、携帯のアンテナはほぼ全く立たない。ただし無料のWifiはある…が、通信速度はあてにしない方が良い。ついでに言うとここの電気は自家発電だ。内湯に向かう途中の廊下の傍でディーゼル発電機が轟轟と音を立てている。モバイルバッテリーを持って行った方が、懸命だ。