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ステッカーは呪符

「大切なものに手を加えたくない」という気持ちは、よくわかる。しかし、それも「時と場合による」とも思っている。
最たる例が「車」。痛車にしている訳ではない。私が"課金している"神社が年2回の祓の時に焚き上げるのが、厄落としの"形代"だけでなく、"車の形代"もあるのだ。人の形をした"形代"で体をこすって息を3回吹きかけて…の他に"車の形代"にナンバーを記入して"車を撫でる"。祓が終わったら、「交通安全ステッカー」が送られてくるので、それを車に張り付ける訳だ。さらに、祓の旅にステッカーが送られてきて、ステッカーの上にステッカーを重ね貼りしていくので、だんだん厚くなる。
もう一つ貼付しているのがこちら。

北海道の某道の駅で入手したのを貼付している。

で、だ。遠慮なくステッカーを貼付するのは、ステッカーを「呪符」扱いにしているからだ。
上述の「交通安全ステッカー」は言うまでも無し。「ゆっくり走ろう北海道」ステッカーも安全祈願といえば、そうなる。
ただそれ以前に、ステッカーを貼付するというのは、もっと強い「呪」のためにある。
「お前はもう俺のもの。その身果てるまで、俺に付き合え。」

相手はモノなので、ようは"使い物にならなくなるまで使いつぶしてやるからな! 最期まで付き合え!!"という宣言なのである。「HUNTER×HUNTER」的に言えば、"念"を道具に纏わせるための媒体扱いである。
実際、物持ちは良い方だと思っている。粗雑に扱っている割には。恐るべきは大学時代に友人から"お古"で譲り受けたパーカーが、20年以上経過しても未だに現役だってことか。春秋には毎日着用しているのに穴一つなく、ワンシーズン使っていれば黄ばみもするが、クリーニングにかければすべて消失するあたり、そろそろ自分でも"呪いの装備じゃあるまいな?"と訝しんでいる。

あとは天体望遠鏡稼働制御用のノートPCにはアストロアーツの「星ナビ」「晴天祈願」ステッカーを。最近購入した旅行用キャリーバッグには、本来なら名前か何かを明示するためであろうアルファベットステッカーがあったので、名前ではなく前面・後面に"ラテン語の標語"を張り付けておいた。それだけでは、荷物回収で自分のモノだと識別できないので、バック上面に"とあるステッカー"を貼付しておいた。なおアニメキャラなどキャラクター系ではない。まぁ、北海道の某道の駅でしか購入できない何かと思っていただければ。

「大切なものに手を加えたくない」というのは冒頭で話した通りだが。上記の通り「なんとなれば生涯付き合ってもらう者には敢えて手を加える」=「"呪符"というステッカー貼付」という概念でいる。大切なものと、"呪符"を介して縁を結ぶのだ。

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