世界は私の感覚に関作し、その関作さを識が解析し、解析結果に基づき行動する。行動により生ぜしめた世界の変化が“結果”である。この“結果”たる差分が再び感覚に関作する。事象は私と世界の間を恒久的に循環する。これが我が内に築きし“回路”。
世界とは私である“内在系”の余事象、即ち他者であり、環境であり、摂理であり、一切である。“内在系”は回路としての機構に過ぎぬなら、果たして“希望”は世界の中にあり。また“絶望”も等しく。
「我思う、故に我あり」私が私として存在する規定は、その“回路”の使用方向にあり。曰く“識”と。我が“識”の名に於いて命ず。我が“回路”は「練成」と「転換」の為に。絶望に希望を。無秩序に秩序を。而して“内在系”での公理はまた“内在系”によりその正しさを証明されない。故に正しさはその回路の生ぜしめる“結果”に拠る。
私は世界を変え、世界は私を変える。回路を巡る恒久の循環の中で、事象は世界を変容し、侵食する。一名「固有結界」。我が固有結界の名は「循環練成」
そして我が身の回路に事象の委ねる、“根源の渦”の一部として組み込ませるならば、それは世界の摂理に対する“絶対帰依”となる。
この躯は運命の歯車でできている
I am a cogwheel of the fate.
炉に情熱の灯火を
I've already fired furnace of my heart,
坩堝に涙と血液を
And kept blood and tears in crucible of my brain.
数多の批評を鉄槌に
Criticism is my hammer,
五臓六腑を鍛床に
And organ is my anvil.
彼の者は独り、理想に焦死する
Withstood too much pain to realize ideal.
望むことは無く
No Need to Hope
望まれることも無い
Nor Known to Hope
生涯に意味は不要、反応は自ずから然る
I have no regrets. This is the only path.
穿つ槍のみ我が存在の証明
Create the lance to penetrate someone's grief.
願わくば ——
So as I pray ——
私の流す血が理不尽を補正する代価になりますように
“Unlimited Blood Works”