狩場山登山記

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道央自動車道→黒松内JCT→黒松内新道→黒松内町

実の所、狩場山に登るつもりはなかったのである。Yahoo!天気予報でも絶望的で「まぁ静狩湿原ぐらい見れれば良いか」とでも思ってたのだが、当の長万部は霧雨煙る生憎の天気。寧ろ日本海側の方が明るく見える。ひょっとして…? まぁ、そんな状況だった訳だ。

黒松内町のジャガイモ畑

この段階ではどうなるか分からなかったので。せめてジャガイモ畑だけでも撮ろうと一枚。日本海側が駄目なら羊蹄山周辺に方向転換する予定だった。

黒松内町→道道523号→島牧村→賀老高原

黒松内町からはいつものショートカットルートで島牧村へ。月越原野で既に晴れ渡ったが、大平山や狩場山は山頂付近は雲の中。ええいままよ! とばかりに車を飛ばし、賀老高原を抜け千走川登山口へ。

まぁ、駄目だった訳だが

結局敵は天候では無かった。雲はかかるものの山頂まで見渡せるようになった。これは! と思った矢先、どうにも体の具合がおかしい。というより吐気が酷い。恐ろしく時間をかけて4合目まで登ったところで敢え無くダウン。やたら喉が渇く。あれ? 脱水症状?
どうもそうだったらしい。結局4合目付近で十分な水分補給と休息をとったところで症状軽快。でもこれでストックの飲料は全部使ってしまった。このまま登り続けてもまた脱水症状を呈するのは目に見えている。山中で卒倒して札幌に搬送される事態だけは避けたかったので、5合目目前にして撤退。
何事も引き際が肝要さね。また何時か再チャレンジということで。
で、負け惜しみ写真群をどうぞ。

タニウツギ

マイヅルソウ

ブドウマイマイ

オトギリソウ

ギョウジャニンニク

ミヤマアキノキリンソウ?

(名称不明)

ミヤマキンポウゲ

ゴゼンタチバナ

シラネアオイ

ニリンソウ

ミヤマスミレ

フギレオオバキスミレ

カラマツソウ

マイヅルソウ

どうにか登山道入り口まで戻って来た。千走川上流を渡河する橋の先の北檜山区に至る林道は通行禁止。と言うか既に草花に埋もれて道の様相を呈していない。

ドラゴンウォーター湧出口

賀老高原名物(?)、天然の炭酸水「ドラゴンウォーター」。確かに飲んでみると炭酸水だ。ただし写真の湧出口は、駐車場から川辺に下りて、飛び石を移って少し上流に遡った所にある。非常に足場が悪く、滑落してずぶ濡れになる危険を冒すまでもない。
なお、空のPETボトルに汲んではみたものの、中に小虫まで入ってしまったので敢え無く廃棄。ダメだこりゃ。

賀老高原キャンプ場から望む狩場山

エゾチドリ?

(名称不明)

エゾナミキ

タチカメバソウ

賀老の滝　I

賀老の滝　II

賀老の滝　III

賀老高原→国道229号→モッタ温泉→国道229号→瀬棚・大成奇岩群

曇った太平洋岸に戻っても仕方が無いので、国道229号に戻ったあとは日本海側を西行南下。ラジウム泉のモッタ温泉で汗を流した後は、せたな町沿岸の奇岩群を眺めて帰る事に。

横滝 @せたな町瀬棚区

窓岩 @せたな町瀬棚区

夕景の親小熊岩

名称不明となっている動植物は判明次第追記して行きます。お疲れさまでした。