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Operation Spring Sprinter day2

terra-khan.hatenablog.jp
昨日の続き。今日の主役は花と山。

占冠湯の沢温泉 森の四季→老節布

国道237号を北上し、右折して国道38号帯広方向に入る。程なくして左折し道道236号に入る。ここから先が富良野市老節布。今まで来たことがない場所だ。なので…

道道253号から望む前富良野


あっ! "南側から富良野岳を見た"のは初めてだ! 富良野岳登山道の「原始ヶ原登山口」の案内板もあった。

老節布の桜と芦別


冠雪頂く夕張山地を背景に咲く桜のコントラストが美しい。だが、富良野の桜で検索したら見つかったので行ってみたが、Google Mapで場所が出てこない。…実際行ってみて分かった。こりゃ、表示できません。混雑したら"大変なことになる"。

老節布→下金山

実は老節布に向かう途中、国道237号沿いにも桜が咲いていたのを横目に、そのまま進んでいたのだが、先の分岐からそれほど遠くない場所は駐車もできそうだったので、逆走。

下金山のさくらの森



下金山→東京大学北海道演習林

下金山から改めて国道237号を北上し、今度は富良野に向かう国道38・237号の重複区間を進む。その途中にあるのが東京大学北海道演習林。その敷地内には入れないのだが、その手前にトイレつきの駐車場がある。

そこに駐車して、歩道を歩けば芦別岳を背景に桜並木を散歩できる。

東京大学北海道演習林の桜




しかし、桜にのみ目を奪われる勿れ。足元にも健気に咲く花がある。

エゾエンゴサク @東京大学北海道演習林


少し手前

実は、その手前にも路側駐車帯があって、そこからの景色も良い。

東京大学北海道演習林→山部自然公園太陽の里

国道38・237号重複区間を北上し、左折して道道706号に入る。で、Google Mapで見つけた「山部の白桜」を見に行ったのだが…
「そんなものはない」
結局そのまま直進し、「山部自然公園太陽の里」に行ったほうが、桜は咲いてた。

山部自然公園太陽の里




山部自然公園太陽の里→道道985号→富良野チーズ工房→旭川十勝自動車道→町道道道759号→道道581号→千望峠駐車公園

さて、下りて道道985号を北上…したのだが、次の目標の「上御料の一本桜」を目指したのだが…それっぽいものは見当たらず。撮影を目的にした駐車車両もなし。後で調べたが、4月末には満開だったらしいので、もう散ってしまったか。そのままスルーして、一旦「富良野チーズ工房」の駐車場に停車。
www.furano-cheese.jp
が、やはりゴールデンウィーク。ピザ購入は長蛇の列。ジェラートも惹かれたが、"この後の目的地でアイスクリーム食べるしなぁ"と思って、結局富良野牛乳を飲んでオシマイ。
駐車場を出発して坂を下り、一旦道道985号に合流したのち、富良野ICから旭川十勝道に入って北上。まぁ、国道38号に接続する北の峰ICまで1区画なんだけど、富良野市街地を通らなくていい。しかし上富良野旭川方面に抜けるにはもう一工夫。カーナビが示すような滝里湖から右折して道道789号に抜ける峠道を使ってはいけない。そこは悪路だ。もっと手前、「富良野大橋」を使う。これを使えば、カンパーナ六花亭にも、富良野ワイン工場にも行ける。
とまれ、そんな抜け道から道道を北上。到着したのは当blogでおなじみ「千望峠駐車公園」

千望峠駐車公園


スマホで撮った写真ですら、コントラストをいじる必要があった。愛機K-1で撮ったが…。

弄ってこの様。

千望峠駐車公園→道道581号→町道→江花パノラマロード

先の「千望峠」も「かみふらの八景」の一つ。
今まで行っていなかった「パノラマロード江花」に行ってみることに。

パノラマロード(開始地点)



…いや、美瑛・富良野にある普通の丘陵地帯では?

パノラマロード江花



…いや、直線道路と言われましても…

一応、南を向いても芦別岳に向かって道路が走っているのでした。

江花パノラマロード→町道国道237号ホクレンガソリンスタンド→町道→ファーム富田

一旦国道に下りる。いくら渋滞回避RTAとはいえ、ガソリンがなければどうしようもない。…が、予想していたよりは混んでなかった。
ガソリンを満タンにして、ファーム富田に向かう。こちらも混雑を予想していたが…


ファーム富田

とはいえ、何もないわけでもなく。

段差の芝桜


花人の畑


紫色の花はラベンダーではなくムスカリ

花人の舎

おひる。


いや、富良野市街地で何か食うかなーと思ったのだが、行ってハズレを引いても嫌だし、駐車場が空いてなくて右往左往しているうちに事故るのも嫌だなーと思って、俺にしては珍しく珍しくファーム富田内のカフェで昼食を摂った。空いてるからできた事でもあるが。
味はふつうに美味い。とりたててお勧めするものではないが。

晴れたか?

そうこうしているうちに


明るくなってきた。山のコントラストが戻ってきたか? もっかい戻るか?
その前に。

グリーンハウス




花人の舎の向こうの十勝岳連峰

よし、千望峠に戻ろう! と言いたいところだが、先にこちらに行くのだ。

ファーム富田→町道基線→富良野ワイン工場

町道基線(という名の町道)を南下し富良野川を渡る橋の手前で右折し、富良野ワイン工場に向かう。なお、山のてっぺんにあるのが「ワインハウス」で、これはレストランです。

富良野ワイン工場

www.furanowine.jp

写真左が入り口。1階にはなにもなく、2階と地階に続く階段があるだけ。地階に続く階段は急な上に、その真正面に「関係者以外立ち入り禁止」の表示があってビビるが、その表示の手前右に通路があるのでビビらないように。なお、10名以上の団体での見学は要予約だが、個人で行く分には開いていればいつでも見られるのでご心配なく。

ワイン貯蔵庫


醸造開始以来、各年に出来上がったワインを全て保管している場所。

タンク発酵槽


ブドウに酵母を添加してアルコール発酵をさせているタンク。白ワインはブドウを破砕して圧搾した果汁をタンクに入れて発酵させたもの。赤ワインはブドウを破砕した"皮ごと"タンクに入れて発酵させてから圧搾している。あのブドウの皮すら発酵の材料にしているかどうか、なのだ。

樽貯蔵庫


タンクで発酵されたワイン"原液"は樽に移され、樽の香りと、続く発酵で風味が追加されていく…と分かったようなことを書いたが、ワインの醸造は奥が深いので、ぜひいろいろな書籍を読んで欲しい。

さて、見学路は盲端なので、先の階段で1回へ戻り、試飲エリアと売店のある2階へ。ぶっちゃけ、普通の「ふらのワイン」は道内どこでも買える。だがビンテージものなどは、通販でもなければここでしか買えない。車で来ているので試飲できないのが残念だよ。

なお、ワインの原料になるブドウ果汁のジュースは、原材料となるブドウの収穫量が少なく販売していない。売店で一人分だけ飲めるだけ。
3本ほど購入し、出発

富良野ワイン工場→町道基線→旧・現道道759号→再び千望峠駐車公園

今度はこれまで南北に往復した道路の真ん中の道路を北上、再び千望峠駐車公園へ。




まぁ、午前中よりマシな気がする。

千望峠駐車公園→道道581号→道道291号→道道966号→望岳台

さすがにウロウロしすぎたので、いい加減今日の宿泊地に向かうことに。道道581号をおりて上富良野市街地を通過、道道291号を進み、十勝岳温泉へ。
…だったのだが、まだ15時過ぎ。到着するの早くね? 左折し道道966号に侵入。愛称は「十勝岳スカイライン」。
吹上温泉に至る道路であり、かつ荒々しい十勝岳山麓を横切るワインディングロード。舗装こそされているが*1、途中1.5車線、所々に待避所があり、ガードレールも無い(あってもポールだけ)の、「頑張んないと死んじゃうよー」という代物。だが、たまにはそう"魂をひりつかせる"のもいい。
ともあれ、無事突破し、望岳台に到着。

望岳台

望岳台から望む美瑛岳・美瑛富士・十勝岳

望岳台から富良野岳・小富良野岳を望む


望岳台からは、上ホロカメットク山は尾根に隠れて見えない。

十勝岳の噴煙


十勝岳は常時噴煙を上げているが、時々"げっぷ"をする。白い噴煙がボフッと出てくる。これ、ガチで噴火されると火砕流などここまで1分経たずしてやって来る。それまでにシェルターに入れなければ、待っているのは確実な死だ。

望岳台から望む富良野盆地


…うん。けぶっていて何が何やら。

望岳台→道道966号→十勝岳温泉 湯元 凌雲閣

さて、先の道道966号を逆走し、改めて十勝岳温泉へ。とはいえ宿泊施設はその最高地点。斜度10度を超えるヘアピンカーブを登り詰めた先にあるのが、今日の宿泊先「十勝岳温泉 湯本 凌雲閣」

www.ryounkaku.jp

湯本 凌雲閣

まずチェックイン。
そのあとカメラを持って外へ。

安政火口と上ホロカメットク山



右手には富良野岳があるのだが、超広角レンズでも収まりきらない大展望!

客室から望む富良野


壮大な光景が望める広縁! 最高ではないか!!

おゆはん


明日はどうしよう?

さてここで問題発生。元々は翌日一人でスノートレッキングをするつもりだったのだが、なんと「アクティビティ」に安政火口までのツアーがあるではないか。
実は一昨日、明日の予定で予約の旨を電話した*2のだが、なんと担当者が今日まで不在だと。明日の朝になってみなければわからないときたもんだ。まいったな、こりゃ。
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*1:俺が幼稚園か小学生だったころはダートだったと思う

*2:webの「2日前までに連絡を」とのことだったので

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