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日々の戯言、写真、旅行記、好きな音楽、格言、Minecraftプレイ記録

Operation Spring Sprinter day1

先の3日間、俺は仕事したゾ! ということで後ろの4日間は休みをもらった。
「実家に帰らせて頂きます!」
台詞の用途が違う…というネタはたまたま居合わせた別の病棟の看護師長さんにようやく分かってもらえたよ。

とはいえ、俺が素直に実家に直帰する訳もなく。
では、始めよう。

新千歳空港→道の駅「むかわ 四季の館」→蕎麦屋「いごころ」

今日の目的地は占冠なのだから、素直に道東道に入ればいいものを、案の定渋滞が発生していた(むかわ穂別IC-占冠IC間)。あのクソ長トンネル内で立ち往生とか嫌だわー。ということで日高道に入る。むかわICで降りて道の駅「むかわ 四季の館」で用を足す。


で、昼食をどうするか…「どーせ混んでるんだろなー」と思いつつ行ってみた蕎麦屋。駐車場空いてる! 1名なら入れた!!
という訳で、俺のイチオシは「蕎麦屋 いごころ」さん。
sobaya-igokoro.jp
ただ、考えることは皆同じようで…駐車している車のナンバーが、「札幌」どころか「旭川」「帯広」…おいおい。そりゃ混むわけだ。

道の駅「むかわ 四季の館」→平取町立二風谷アイヌ文化博物館

蕎麦屋「いごころ」を出発、一旦むかわICから日高道に入って、日高富川ICから、国道237号を北上する。俺にとってはまさしく「カントリー・ロード」。

www.youtube.com
が、今回はその途中でいろいろ用事がある。その一つが見えてきた。

平取町立二風谷アイヌ文化博物館

www.biratori-ainu-culture.com


おー、「ゴールデンカムイ」で見たことあるー。





イクパスイ

館内全景




平取町立二風谷アイヌ文化博物館→道の駅「樹海ロード日高」・日高山脈博物館

実は、この時点で14:30過ぎ。長距離移動をしていると感覚が狂ってくるが、ここから宿泊地まで65kmほどある。たかが65kmと高を括っていたが、夕食前にひとっ風呂浴びるとなると、17:00前までには到着しておきたい。
国道237号を北上する。途中で冠雪頂く幌尻岳(だと思う)が見え、桜の木と一緒に撮影できそうな場所もあったのだが、あいにく駐車できそうもなく、泣く泣くパス。

道の駅「樹海ロード日高」


ここに来たのは何年ぶりだろう! 10年近く前じゃなかろうか。
そりゃそうだ。道東道ができたからだ。札幌以西から帯広に行くのに、日勝峠狩勝峠といった交通の難所を通る必要はないし、旭川に行くにしても占冠ICから北上するから、(旧)日高町を経由しないのである。

キタサンブラック


あれ? 君なんでこんなトコにいるの?
…ああ、旧門別町つながりか。

…ん? 道の駅の裏にあるのは…「日高山脈博物館」? おい、こんなの知らなかったぞ!!

日高山脈博物館

日高変成帯の"ヒスイ"


ヒスイ(翡翠)とはいうものの、所謂翡翠である硬玉(ヒスイ輝石)や軟玉(ネフライト )とは異なる透輝石というものらしいが。
日高山脈といえば、昨年登った様似町のアポイ岳日高山脈の南端。こちらは北端だが、つまるところプレートの激突でマントルを構成するカンラン岩が剥き出しになったという点では同じ。

幌尻岳と七つ沼カールのジオラマ





嘗ての日高山脈に氷河があり、その氷河が大地を削ったカール地形が、よくわかる。

道の駅「樹海ロード日高」→道の駅「自然体感しむかっぷ」

交差点に戻って再び国道237号を北上。道東道の下を抜けて、到着。

道の駅「自然体感しむかっぷ」


道の駅「自然体感しむかっぷ」→占冠湯の沢温泉「森の四季」

あとはさらに国道237号を6kmほど北上すれば、到着。到着は16:40頃。

占冠湯の沢温泉「森の四季」

www.yunosawa.com
以前から、占冠から旭川に北上するたびに、国道沿いに幟が立っているのを見て気にはなっていたんだ。

泉質

実は源泉は低温。しかし「温泉」であるのは「鉱水」であるから。で、なんとヨウ素含有率が高いので「温泉」の定義を満たしている。んー、入っているときには、あんまりヨウ素感はなかったんだけどな?

おゆはん。


想定外に量が多かった。天ぷらの油が、少々きつい。
この後に来る、鹿肉そぼろ丼は、鹿肉の臭いが結構強いので、好みが分かれるだろうなぁ。

トイレ洗面は共有というのは、俺にとってはどうということはない。施設全体は綺麗でスタッフ対応も優しい。あとは、この占冠の山の中という環境を、好きと言えるかどうかかな。食事は今回はコース料理「楓」にしたけれど、その場注文をしていた方もいた。うーん、エゾシカ丼や、鹿肉担々麵も、食べてみたかったな。

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