ちょっと呟いてみる

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予想外の事態か、それとも十分想定された事態か

遂に発症。現在体温37.4℃。脈拍数92。呼吸数増大、間欠的にチェーン・ストークス様呼吸有り。精神煩渇。行動が定まらず、部屋の中をうろつく事ままあり。但し、今回二度目につき、頭の一部は妙に平静である(前回は初故にパニック状態になってしまい、とってもこんな余裕は無かった)。確かに苦痛極まりないが、診断と適切な処置により、回復が見込めることを知っていることが、平静を保つ要因となっている。ただ、今回の発症要因が、前回と異なり、多重構造をとっているあたり、どうなるかは分からないが。
前回にも思ったことだが、この病、なってみないと分からないものであり、やはりこのような性格傾向ではない人には、ちょっと想像し難いらしい。故に、今回は、出来る限りの客観的視点から、どのような事態が発現するのか、メモしてみようと思う。生憎、精神科分野はまだあまり勉強していないのだが、余計な知識が無いほうが、自分に起きた事態を正直に書けるかもしれない。
このテの病を知る手掛かりになればいいな、と私らしくもなく楽観的なコトを抜かしてみるのだが。
今回の場合に限られるのかどうかは分からないが、本症が現れる前のこれまでの数週間に、いわゆる「軽うつ」の状態がかなり長いこと続いていたことは、これまでの「呟」の書き込みからも示唆されるところであろう(かなりしょーもない記事につき、現段階で相当数をDAP3化した)。実のところ、この時期の方がマズかった。発作的な動作に出やすいからである。「少し元気な時のほうがなんとやら」とは、よく言ったものである。一旦こういう様に発症してしまえば、尋常ではない不安感に救援を求めることが多いからである。但し、私は自分の立場の都合上、治療方法を知ってるから救援を求められるが、知らない人はとてもマズいのかも。だからこそ医師側は仮面鬱を看破しなければならないのだろうし、これが列記とした疾患であることを啓蒙する必要があるのだが。
人間誰にでも気分が塞ぎ込むことはある。問題はその頻度。発散することが苦手で、溜め込んでしまう場合、塞ぎ込みが連発すると、どうもシナプスのリガンド・受容体の量的関連が変化してしまうらしい。まぁ、まだ良く分からないが、薬理学的効果を考えれば、そう考えたほうが説明がつくだろう。
我が師匠(いつもの漢方の先生ですね)が外来を担当するのは、明後日午後より。今後どうなっていくか、可能な限りメモしてみよう。
なお、「このテの病を知る手掛かりになれば」と随分なことを書いたものだが、実は、こうやってデータを打ち込んでいるのは、精神安定に一役買っている。要は、何かに集中していれば、一時的にせよ、目の前に突きつけられた問題から目をそむけることが出来るからである。実は発症を確認したのは、TVを見終わった後である。最近見なくなった筈のTVを見ていたのは、こうなることを無意識のうちに回避していたのだろう。故に、この記録が終わってしまえば、また症状が激化することは十分考えられるが。まぁ、明日のプレゼンの練習でもしておくか。困ったことに、このクソ忙しい時に、しなければならない事が山積なのだ(←いや、それが一因だろ[わら])
ついでにもう一つ楽観的なコトを抜かしてみよう。明日になったら治ってないかなぁ…。治ってたら、随分人騒がせな記事になってしまうが(苦笑
ああ、そういえば追記。恐らくこの記事も、患者によくみられる行動医学的特徴の一つ、talkactivenessだと思われる。前回では、このtalkactivenessに巻き込まれた方が3名ほど。申し訳ない。とりあえず今回は、実際に人に会う時は平静を装うようにします(わら
最後に、一つ宣言を。今は、死ぬ気は、ないです。

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