ちょっと呟いてみる

日々の戯言、写真、旅行記、好きな音楽、格言、Minecraftプレイ記録

Operation Marching "without" snow day2

プロローグ

もし予定通りなら
terra-khan.hatenablog.jp
これの真価が問われているはず。さて。

スノートレッキング開始

裏磐梯レイクリゾート→裏磐梯スキー場

車でお迎え頂き、裏磐梯スキー場へ。

裏磐梯スキー場 ロッジ


ここで和かんじきとストックを渡され、ペアリフトを乗り継ぎ、ゲレンデ山頂へ向かう。

ゲレンデ山頂から桧原湖を望む

和かんじき装着


本来の厚い積雪があるならスノーシューなのだが、今回は積雪が1mにも満たないので、和かんじきを装着。
では、トレッキング開始。

裏磐梯登山口→1159mピーク

十分な積雪と湖面の氷結があれば、ゲレンデ山頂から北に進んだ銅沼あかぬまの平坦な湖面を進むのだが、今回は湖面が凍っていないので、夏季の登山道を進むことになったのである。ガイドさんが先行してくれているとはいえ、新雪の中の行軍は、なかなかにしんどい。


1159mピーク

今回のトレッキングの山場、1159mピークを目指して登る。100mにも満たない高低差なのだが、雪道は、しんどい。
なんとか登り切った先に見えるのは、磐梯山の噴火口外輪山。


ノウサギの足跡

1159mピークから最終目的地へ

左方勾配の道を下り、藪の中の雪原を歩く。
…あれ? 晴れてきてね?

天狗岩


磐梯山のピークの一つ、天狗岩が姿を現した。

東側の肩も全貌が見えてきた。

残念ながらツアーなので、超広角レンズに換装する暇はない。標準レンズでの最大広角で撮った外輪山の全景だ。

イエローフォール

目標地点



今回のウィンタートレッキングの目的地「イエローフォール」。酸化鉄を含む水が零れ落ちる滝が凍ってできる、裏磐梯でもここでしかできない名所なのだが、暖かければそもそも滝が凍らず、寒くても滝の上に雪が積もれば見えない、という難物。今回は、昨日から今日にかけて雨が雪に変わる降水で、滝に雪が被ってしまった。
まぁ、これだけ見られれば十分なのだが。

下山開始

ブルーフォール


イエローフォールの隣りの沢が凍ったもの。こちらは黄色くない。本当に、イエローフォールだけが着色されているのである。

天狗岩


下山を開始してから程なく、天候が悪くなってきた。外輪山の雄姿が見られたのは、ここまで。

足跡


「この辺りは自由に歩いていい」ということなので、自分の足跡をつけてみた。

冬に消える


もう山は雲に隠れた。

オプショナルツアー

そそくさと帰ってきてしまったので、ゲレンデ山頂に戻ってきたのが12:00過ぎ。いくらなんでも早すぎるとのことで、ゲレンデ山頂からほど近い、名も無い沼に行くことに。銅沼あかぬまは深いので、完全に凍らないと湖面を歩けないが、この沼はそもそも膝下くらいの深さしかないので、湖面を歩くのを体験してみようということになった。

名も無き沼の雪中行軍



なるほど、平坦な湖面を行軍できれば、今回のようなアップダウンのある道を進まなくて済んだ訳だ。
しかし実は、この沼も"凍ってなかった"。ストックを突き立てたらカツンと抵抗があったのだが、掘ってみたら湖面は凍結ではなくシャーベット状態だった。やっぱり、暖冬だ。

銅沼へ

「まだ時間あるし、銅沼まで行きますか?」
「いこう」
「いこう」
そういうことになった。
とはいえ、件の沼から、数mのアップダウンがあった先に、銅沼があった。

銅沼


有名な場所だけあって、湖岸にたくさん人がいた。見ての通り、湖面の一部は凍ってすらない。この湖上を歩いていくのは、ほぼ自殺行為では、あるな。

帰還

銅沼からは帰路を帰る…はずが、「降りて登るのはアレなんで、ここを突っ切りましょう」。マジすか。
ということで踏み跡の無い雪原を走破することに。あとでGPSデータを確認したら…あ、これ、稜線上を歩いてたのか。地図なしでこれがやれるガイドさんやべぇ。
で、ゲレンデ山頂にもどって和かんじきを外す。ペアリフトに乗って下山…なのだが、実はこの時が一番吹雪いてた。ガイドさん曰く「リフト乗ってた時が一番寒かった」。
裏磐梯スキー場からは車で送ってもらい、イベント終了。お疲れさまでした。

当blogの記事全文の転載は固くお断り致します。原著作者(Terra Khan)の氏名を表示した引用、トラックバックは構いません。
「Terra Khan's Photo Gallery」の写真はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの指定に準じ、原著作者(Terra Khan)の氏名を表示し、非営利の場合に限り自由に使用できます。ただし、改変したもの(二次著作物)を公開する時、同じライセンスにする必要があります。各写真の署名の記載の通りです。