この“完成された社会主義”から“中途半端な資本主義”へパラダイムシフトしている真っ最中の昨今に、「国のため」なんて旧世界の合言葉「なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。*1」という陳腐な突っ込みはさておき。
まぁ、上記エントリの文中で述べられている通り、「国のため」などという壮大な大義名分を掲げた輩が、マシなことをした例は、歴史上稀なもので、大半というか殆どはロクな結果にならない。特に“正義”なんてケッタイな代物を振りかざす場合には。
俺には道徳やら正義ってものは、肌に合わん。
その手の言葉と尻から出るヤツは、びっくりするほど似てやがる。
そのガキ共に同情するのは。ミサイル売って平和を訴えてるど阿呆共とどっこいだ。広江礼威 「BLACK LAGOON 002」
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本当に国のため、というか誰かの幸福のためになるものは、おおよそ“結果的にそうなった”ようなものが多い訳だな。歴史はいつだって、後から書かれるものだ。
わしは遠い未来の事にまで責任は持てぬし
未来を救えると思えるほど傲慢にはなれぬよ
わしらに出来るのはわしらが正しく使った世界を
後の人々へバトンタッチすることであろう?
人類の歴史がどこへ行きつくか
…その結果はわしではない誰かが見ればよい。
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