…まぁ、医者になってなければ古生物学者にでもなってたかもしれないのだがら、面白いと思うのは当たり前っちゃぁ当たり前だが。
而して、地球史・生物史を語るならば、「より優秀な生物種だけが現代まで生き残った」などという人間本位の傲慢な固定観念は即刻棄却すべきであると思う。曰く、だ。「たった1つの細胞で約40億年を生き延び、栄養が途絶えても“芽胞”として悠久の年月の後再び活動できる生命と、莫大なエネルギーを消耗する“脳”という臓器なくしては生存競争に勝てず、しかも酸素・栄養が数分途絶えたら崩壊するような脆弱な生命と、どちらが“優秀”だと思うかね?」