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Operation TAKAMAGAHARA Revise II day1

2017年に上高地に行ったのだが、その時はまだPENTAX K-3、つまりAPS-C機を使用していたのでK-1 フルサイズで撮り直そうと思ったのさ。

東北新幹線→大宮駅→北陸新幹線長野駅→特急「しなの」(篠ノ井線)→松本駅

このルートももう3回目にもなると慣れたもの。

13:00 松本駅

2年ぶり3回目の松本。で、必ず榑木野松本駅舎店で蕎麦を食べることにしている。


誰に勧めるほど凄く美味しい、という訳でもないのだが、なんかここで蕎麦食べないと、上高地への旅行が始まらない気がするんだよ。

松本駅(アルピコ電鉄上高地線)→新島々駅-新島々駅バスターミナル→上高地

松本から上高地への一般的なルート。

14:07 松本駅出発

なお側面に描かれているのはイメージキャラクターの「渕東なぎさ」。彼女がラッピング塗装された列車かどうかは、時間によるらしい。塗装のない車両は2年前のコレ↓

2017年のアルピコ電鉄車両

Trip Tips

2017年は、まず新島々駅からバスに乗って乗鞍・白骨温泉に向かい、翌日白骨温泉から上高地に向かい、上高地から松本に戻る"三角移動"をしたので、「上高地・乗鞍2デーパスポート Plus ONE」を使った。一区間ごとに運賃を支払うより安く済む。しかし今回の松本-上高地を往復するだけなら「往復割引券」を松本駅の自動券売機で買えばいい。その方が安いし、降車時につり銭を用意しなくて済む。ところがこのことは「アルピコ交通」「アクセス信州」のどちらのWebページを見ても、簡単には見つからない仕様になっている。質が悪い。

アルピコ電鉄の車窓から

14:37 新島々駅→14:45新島々駅バスターミナル発

ここでバスに乗り換え。平湯温泉乗鞍高原白骨温泉行は、別のバスに乗るが、今回は上高地で直行。


平日とは言え金曜だぞ。随分空いてるなぁ。

15:42 大正池ホテル前→大正池ホテル

今日の宿泊地に到着。部屋に荷物を置く。ここは浴場があるのでひとっ風呂浴びても良かったんだが、まぁ、日没までの上高地の風景を、撮りたいよねぇ。

田代湿原から望む穂高連山


ここから右(東)に曲がると行き止まりの"田代池"へ。

田代池と霞沢岳


ところが、野鳥の囀りは聞こえど、まったく姿を現さない。殊にウグイスはすぐそばにいるにも関わらず、笹薮のなかに隠れて撮影できたもんじゃない。結局この日は野鳥はボウズ、全く撮れずじまい。幸先悪いなぁ、と思っていたのだ。

夕食 @大正池ホテル



まさかここで馬料理を堪能できるとは思わなんだ。最高だ。

料理の質と量は十分すぎる。むしろ量はやや多すぎるくらい。なおこのホテルの料金は基本的に"部屋の質(山側か湖側か、スイートルーム1室)"で決まるので、特段上質な料理コースを選んだ訳ではない。食事に関しては十分満足できるだろう。
ただ、だ。あのねウエイトレスさん、ちょっとボーっとして返答に遅れた俺に「イングリッシュメニューをお持ちしましょうか?」と日本語で訊いてどうするのだ

本題: 星空撮影

白骨温泉にも寄らず、その日のうちに上高地入り、かつバスターミナルや河童橋周辺のホテルの宿泊をしなかった理由。それがこれ。大正池ホテルは上高地の入り口にあり、かつ他のホテルとやや距離をおく。かつ、明神を含めその先の、撮影機材を運搬するキャリーケースでは宿泊できない場所を除くと、大量の物資を背負う体力でもない限り、星空撮影に適しているのは大正池湖岸しかないのである。
さて、ここでビクセンのカメラ赤道義「ポラリエ」 VS ペンタックスの"手ブレ補正"機構を利用した、GPSから軌道を追跡した「アストロトレーサー」の実験も行った。

www.ricoh-imaging.co.jp

結果
  • ポラリエ
    • フルサイズ一眼レフカメラ+超広角レンズの重量にポラリエが耐えられない
    • カメラ本体とポラリエが接触してしまうため天頂部分の撮影が困難
    • 俺の目が悪いのでそもそも視野の狭いファインダーで北極星を捉えるのに時間がかかる
    • どうせ5分以上撮影しても露光オーバーになるので、「アストロトレーサー」に対する優位性の条件が厳しい
  • アストロトレーサー
    • いちいち北極星を捉えなくても済むので設定が楽
    • シャッター限界が5分だがISO 100とかで撮影しようと思わない限り、素人なら5分で十分
    • 超広角レンズでは視野外縁の星は流れるので、ISOと露光時間は調節がいる
    • そもそもそのGPSは正確なのか?

というわけで今のところ軍配は「アストロトレーサー」にある。以下2枚はアストロトレーサーで撮影したもの。


ではまた、明日。

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