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きっと面白いだろうと思ったら、やっぱり面白かった!!
今回の放送は原作の「エピソード#05 富豪村」。詳細は原作か上記放送のオンデマンドかを見て頂きたいのであるが。
以下ネタバレの可能性あり。
所謂マナーを問うのが物語の主軸なのだが…
どこをどう考えても、今日巷にあふれる"自称"「マナー講師」に対する皮肉にしか聞こえない。
マナー違反を指摘していく小坊主(名前も皮肉がきいている)に対し、「本当かどうかは知らないが(そこは問題じゃない)」と前置き*1した上で、イギリス王エドワード8世の王太子時代のフィンガーボウルの逸話を引き合いにして、
つまりマナーの本質とは
相手を不快にさせないこと
思いやる気持ちにあるんだ
一つ教えてやろう
全てのマナーにおいて 最大のマナー違反
それは!
マナー違反をその場で指摘することだ
マナー違反をその場で指摘することは、来客を試す、でなければ晒し者にする行為である。どこにマナーの本質たる「相手を不快にさせないこと」があるというのか。
結局のところ、マナーなぞ「お互いに不快に思わずに済むための最大公約数」でしかないのだ。
"自分が不都合や不快に思わないなら構わない"というのも、
"このように決まっているのだからお前らも従わないのはおかしい"というのも、両極端の棄却域なのだ。
しかもその最大公約数は地域と時代によって変わっていく。一定の定義など無いはずなのだ。
だから。唐突に訳が分からない"マナー"もどきを押し付ける連中には、この一言。
ジャッジを下すのは君じゃない!
*1:実際には後で言っているのだが