ペペロンチーノ"昨日余った具材添え" pic.twitter.com/1P6jez2lqD
— Terra Khan (@DrTerraKhan) February 24, 2022
アヒージョを作った翌日は、その残りの油でペペロンチーノを作るのがお約束。しかし昨日は緊急事態で招集されてしまい、具材が残ってしまったんだ。正確に言うとホタテの貝柱(冷蔵庫内)と茹でたブロッコリー。
だもんで、ホタテを細かく切って炒めたところに茹でたパスタを加え、そしてブロッコリーを加えて炒めて汁気を飛ばしたのがこれ。しかし、茹で上げ時点でちょうどいいパスタも、これをやると出し汁を吸ってしまい、アルデンテからかなり遠ざかるのは、反省点だのう…。
『異世界居酒屋「のぶ」』のスピンアウト『異世界居酒屋「げん」』で、すき焼きの卵の残りを卵かけご飯にするシーンがある。
「なんですきやきの卵かけご飯って こんなにおいしいんだろうねぇ」
「かたちがなくなっても いろいろな材料のおいしさが卵に染み込んでいるからよ」
肉の味 白菜の味 ネギの味 豆腐の欠片に しらたきの切れ端
それを包み込む 卵の味と 白米の味
この卵かけご飯は ひとりひとり違う味だ
自分が選んだ具をからめた卵には
その味が少し また少しと 移っていくから
人間関係もそうだ 自分が見知ったことすべてが 自分という存在の味を作り出している
アヒージョの油も、すべての食材の味を内包しているのである。「それをすてるなんてとんでもない!」