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オルクセン王国史 二次SSの裏話

僭越ながら、二次SSなるものを想いついて作成せずにはいられなかったのでこのblogで2編公開した。
特にネタバレは無いと思うが、状況を考えるにweb版読了後を推奨する。マジでネタバレはないけど。
その2編はこちら。
terra-khan.hatenablog.jp
terra-khan.hatenablog.jp
2編ともタイトルの通り大鷲族のドーラとコボルトのタウベルトの話。駄作なれど、お読み頂いた方がおられるようで、心からの感謝を。
で、なんでこんな話を思いついたかというと。

「飛ぶということ」

ことの発端は、何と2年前の岩木山登山。
terra-khan.hatenablog.jp
9合目から登るというインチキをしたが、それでもガレ場を2回ほど登らねばならない。両手両足で岩をつかんで登るのだが、時々浮石があったりして肝が冷える。それでも、登りはマシなのだ。問題は帰り。その急勾配の岩場を降りるのだが、うっかり足を滑らせればゴツゴツした岩肌の上を転がり落ちるのだから、
"かつて人間だったもの"になりかねない。それはオーバー…でもないのだが、まぁ五体満足では帰れない。実に怖い。
とはいえ
「怖いなぁ…滑り落ちたら死んじゃうなぁ…うふふ」
とまぁ、どこぞの変態稚児北条時行みたいな感覚には、なっていたのだけれど。
で、思ったのだ。人間でこれなのだから、図体デカいオークならもっと大変だろうなぁ。地に足がついてないって怖いよな。…あれ、大鷲族に騎乗することになったコボルトって、怖くないのかな?
これが「飛ぶということ」を思いついた発端だ。なので、タウベルト君には「怖い」って言ってもらいました。ただ、それを十分すぎるほど上回る、飛ぶことへの動機があるのだと。そういう話にしたのだ。

イメージソング

イメージはこの曲。アニメの「ドラえもん」のエンディング曲。

「ローカライザー」

まぁ、私も大概「メーデー民」なのである。「メーデー民」とは、ナショナルジオグラフィックチャンネルで放送されている、カナダ発の、航空事故を検証するドキュメンタリー番組「メーデー!航空機事故の真実と真相」の偏狂的視聴者ファンのことである。代表的な語録として

  • フィクションじゃないのかよ!! 騙された! *1
  • もう助からないゾ♡*2 (エア・カナダ143便不時着事故: 通称『ギムリー・グライダー』)
  • あのバカ来やがった*3 (テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故)
  • "無能"とも言えるルッツ*4 (クロスエア3597便墜落事故)

などなど。
そんなのを見ていれば畢竟、計器着陸装置などにも興味が湧く訳で。で、また思ったのだ。大鷲族って、視界不良の時にはどうやって着陸してるんだろう?
俺の記憶が正しければ、web版でも小説版でも、漫画版でも、あまり着陸シーンの記憶が無い。唯一、漫画版第3話「将軍達の丘」でラインダースが着陸地点を示すリング内に着陸するシーンがある。ここにはオーク族のマーシャラー地上誘導員もいる。誰だXで「はっけよいのこった」とか言ったやつ。以降オルクセン航空相撲にしか見えなくなったではないか。
あと着陸ではなく離陸ではあるが、漫画版第14話「侵攻発起点」で、駐機場ならぬ駐"鷲"場に照明があり、滑走路らしき誘導灯が描かれている。
後者は夜間ではあるが、それでも誘導灯などを遮る要因はない。「メーデー民」から言わせてもらえば、航空事故が起きる原因の一つが悪天候による視界不良なのだ。着陸地点が視認できない場合には、どうしてるんだろう? という疑問が、「ローカライザー」を思いついた発端だ。
あと、そのコボルト飛行隊の募集の際には、本当の目的は明らかにされていなかったわけで。

奇妙なことに、彼らを篩にかけていく連中は、コボルト族たち最大の特徴である魔術力にはあまり興味がないようだった。
小説版2巻第三章「戦争計画」

この記述を見た時、「絶対に、魔術力自慢で試験に挑んで落伍した奴いるよなー」と思ったのだ。で、募集の本当の目的を聞いて愕然とする。しかし…という話にしたかったのである。
あと、ローカライザ(LOC)だけだと、ドーラにぼやかせたように「着陸地点までの高度が分からなければ安全に着陸できない」。
先の「メーデー!」では高度と降下速度を見誤って着陸失敗に至る事故が多数ある。
だからグライドパス(GSまたはGP)が必要なので、クーレイ・ターマという
"横に魔術通信を飛ばす=通信強度で高度測定する"キャラクターを登場させた。
まぁ、設定として"噂話好き"なので、名前のモデルは彼女である。

嫌いなワケLychee


理屈に過ぎたかね。

“作家は経験したことしか書けない”

Xでもたまに見かけるが、言葉が足りないと思う。正しくは“凡庸以下である作家は経験したことしか書けない”だよ。俺は所詮、自分の実体験を延長した先の事しか書けない。秀逸な作家は、経験のみならず、膨大な知識の集合の果てに作品を生み出すことができるのだ。「オルクセン王国史」の参考文献の数を見てみろ。あの作品を生み出すにあたり、一体どれ程の文献にあたり、それをもとにどれ程の心血を注いで作品を成さしめたのか、もう、想像がつかないのである。畏敬の念しかないよ。

*1:もちろんフィクションじゃないのは分かって視聴しているのだが、番組冒頭の画面に登場する"This is a true story. It is based on official reports and eyewitness accounts."に対するテンプレツッコミ芸である。勿論その後は真面目に視聴する。…で、一部のケースであまりの惨状だと「フィクションであってくれよ…」と落涙するケースもある。

*2:これは「メーデー!」を日本語訳したもので、元々の言葉は"Holy Cow. I'm talking to a dead man"(なんてことだ。私はこれから死ぬ人と交信している)」=「あ、これ死んだわ、無理。」である。奇跡的に全員生存する偉業だったうえに、翻訳声優の迫真の演技のため、すっかり有名になってしまった。

*3:事故の概要を知って頂ければわかるが、まだ滑走路を誘導移動中の飛行機がいるのに、「きっと大丈夫さ!」と勝手に思い込んで滑走路を出発、加速した結果、2機の航空機が激突し、いわゆる"9.11"を除く飛行機事故で最多の死亡者を出した事故である。で、突っ込まれた滑走路を誘導移動中の飛行機の機長の最期の台詞…の日本語訳がこれ。元々の言葉は"Goddamn... that son of a bitch is coming!" 英語での最上級の罵倒の言葉なのだが、そう言いたくもなるよなぁ。

*4:ひどすぎる経歴とお粗末な事故原因のため、ナレーターや番組に出演した事故調査官などからすさまじいまでにこき下ろされる

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