ちょっと呟いてみる

日々の戯言、写真、旅行記、好きな音楽、格言、Minecraftプレイ記録

孤独であるよりは

一番妥当な決着なんじゃなかろうか、と個人的には思っている。そもそも、カロンを惑星にして二重惑星にしたり、セレスや2003UB313は惑星扱いにするのにセドナやクワオアーは除外したり、と12惑星案の方がよっぽど捻くれていると思うが。それよりは、「黄道面上に、ほぼ正円の、安定した公転軌道を有する、ある程度の質量を有する天体*1」を惑星と定義するのはどうだろうか。
それに、だ。それこそ嘗ては、冥王星は「黄道面から傾斜をもった、楕円形の軌道を有する“奇妙な”惑星」扱いだったのが、2003UB313セドナ、クワオアーなど*2が発見されて、決して“奇妙”などではなく、同様な特徴の“仲間”を有する、普遍的な天体であることが分かったのだから、“仲間”として扱ってやればよいではないか*3。ただ、惑星として扱われた歴史的意義を鑑み、小惑星番号10000番にしようという、嘗てボツになった案を復活させても、よいと思うのだけれど。
さて、皆さんは、どうお考えなのだろうか?

*1:勿論コレは“オレ定義”。今回決定された、冥王星を除外することとなった惑星の定義は「1.十分な大きさや質量がある球体。 2. 他の惑星の運動に力学的な影響があること。」ということらしい。

*2:エッジワース・カイパーベルト天体」や「海王星以遠天体」

*3:事実、「冥王星族」というカテゴリーが形成されつつある。今回のIAUでは否決されたが。

当blogの記事全文の転載は固くお断り致します。原著作者(Terra Khan)の氏名を表示した引用、トラックバックは構いません。
「Terra Khan's Photo Gallery」の写真はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの指定に準じ、原著作者(Terra Khan)の氏名を表示し、非営利の場合に限り自由に使用できます。ただし、改変したもの(二次著作物)を公開する時、同じライセンスにする必要があります。各写真の署名の記載の通りです。