写真はUp済なのでもう既にご覧頂いているかも知れないが。旅行記をどうぞ。
今回の目的は一応、新しく購入したレンズの試験(実際の画像やレンズ交換に必要な手間など)なのだが、テストサイトに選んだのが、島牧! 4月22日の道の駅攻略戦では“思いつき”で行ってしまったために、島牧を代表する(カントリーサインのデザインにもなっている)「賀老の滝」を見ていなかった。それを見に行ったのである。それに前回は初春で、黒松内の北限のブナも見ていなかったし、黒松内の温泉にも入っていない。という訳で、島牧&黒松内II、開始!
札幌→道道125号(新川通)→国道337号→国道5号→道の駅「スペース・アップル余市」
今回は主目的が島牧なので、4月22日の逆回りで日本海沿岸を走行。小樽方面へ抜けるのに国道5号を使うと交通量が多いので、新川通→国道337号で札幌脱出。勿論国道337号はこれまでの旅でもよく登場しているが、今回通過したのはその西端*1。
以下、国道5号と合流し小樽を通過、余市の道の駅でレンズ比較撮影。
国道5号→国道276号→道の駅「いわない」
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余市から仁木、共和町の山中から国道276号に乗り換えて岩内町の道の駅に到着。ここで“朝食”。ホッケの開き定食、¥700なり。
国道229号→道の駅「シェルプラザ・港」
岩内町から日本海岸をGo! 途中、前回ひとっ風呂浴びた雷電温泉*2があるが、今回はパス。ちなみに同期が、ここから山中に入ったとこにある「朝日温泉」*3を勧めていた。今度行ってみよう。
いくつものトンネルを抜けて、尻別川河口に蘭越町の道の駅「シェルプラザ・港」がある。隣接して「貝殻館」なるものがあるが入館料が高いので入った事は無い。
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国道229号→弁慶岬
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寿都湾をくるっと回って西側の突端「弁慶岬」。青と蒼のコントラストが素晴らしい。ここで広角レンズの面目躍如といったところか。
因みに地名はアイヌ語の「ベルケイ(「裂けたところ」の意味。突端が分かれていることから。)らしいが、一説には蝦夷地に逃れた源義経・弁慶一行がこの地で援軍を待っていた、という伝説もあるらしい。真相は不明だが、そういう大河ロマンに思いを馳せるのは悪い事ではないな。
なお、写真の通り西側は晴天だが東側は曇りがち。積丹半島は見えるには見えたが、雲の陰の中であった。
国道229号→江ノ島海岸→道の駅「よってけ! 島牧」
日本海側を西走。前回は気まぐれで島牧を目指したため「まだ着かないのか!」と焦りを感じながら走っていて(その時の時刻は午後2時!)周囲の景色を楽しむことはできなかったが、今回はハナっから島牧が目的地なので精神的には随分楽。途中、渚100選の一つ、江ノ島海岸で一枚。背後の山では蝉が鳴き、目の前の青い海には白い波が打ち寄せる。ああ、夏だなぁ。
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あと、隣に麦藁帽子を被った黒髪の美女でもいてくれれば絵になったかもしれないが、そんなのは期待するだけ無駄。次。
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島牧村の道の駅「よってけ! 島牧」到着。ここのうに丼でも食べようかと思ったが、財政圧縮策と朝食からあまり時間が経っていなかったのでパス。ちなみにここには地元の果物から作ったココ限定の果実酒がおいてある。前回「さくらんぼ酒」を買ってはみたが、甘くて飲めなかった。妹はおいしいといって飲んでいたが。甘い酒が好きな方は、どうぞ。
このすぐ近くのT字路から山中へ突入。
林道→賀老の滝
林道の道幅、1.5車線。時々対向車避けの拡張部があるとんでもない道をひた走る。途中「千走川温泉」*4がある。鄙びた温泉だが、今回はパス。途中急勾配が続き2ndギアでガンガン登る。結構な高度を稼ぐが、森が深く海側への展望は開けない。
賀老高原キャンプ場にて役場職員が待機していた。熊出没注意、と。ほほぅ、どう気を付けろと?(汗)
駐車場に車を停めて峡谷を下ること15分ほど。瀑布の轟音とともに、村のシンボル「賀老の滝」到着。
ちなみにこの写真、道の終点から草木を分けて河岸に出て、さらに川岸の飛び石を渡ったところで撮影している。川に落ちなくて良かったよ。
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林道→国道229号→道道523号→島牧ウィンドファーム
復路は峡谷を登る。急勾配でかなり息が上がり汗だく。あー、風呂には入りたい。でももう一汗かくことが分かっていたので我慢して国道へ帰還。昼食をとる気も失せていたので国道を東走。途中、道道523号の登り、黒松内町との境界、月越原野へ。
逆光のためコントラストは悪いが、日本海側の眺めが良い。そして山側には風切り音を響かせる風力発電群「島牧ウィンドファーム」が。
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惜しむらくは展望用の設備はおろか駐車場もないこと。
道道532号→道道9号→歌才森林公園
黒松内町に突入し、歌才森林公園へ。あくまで森林公園であり、自生のブナは更にこの奥「歌才ブナ林」にあるのだが、生憎俺にはどの木がブナなのかわからない。そのためこちらで(植林されたものだが)撮影。
森林公園の展望台から、盆地に広がる黒松内市街地を一望。
別のあずまや付近のブナを一枚。
フィトンチッドをたっぷりすって森林浴をしていると、こだまする木を叩く音。キツツキだ!
と思って慌てて写真を撮ってもブレとピンボケでロクな写真にならず失敗。こういうのは三脚買って腰を据えてチャンスを狙わないとダメだ。
道道9号→黒松内温泉 ブナの森
時刻はすでに15:00。自生のブナは諦めて待望の温泉へ。設備はしっかりしていて¥500とお手ごろ価格。鄙びた感は全くないが、家族連れには妥当だと思う。
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道道9号→道道265号→国道5号→道の駅「くろまつない」
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ここで黒松内町のカントリーサインマグネットをget。ここに併設されているパン屋のパンは美味しい(前回はここで昼食。ベーグルセットを摂っている)。今日の朝食用に幾つか購入。時刻は既に16:00。Go!
国道5号→道の駅「ニセコビュープラザ」
時刻が迫っていたので道の駅「らんこし・ふるさとの丘」はスルーパス。「シェルプラザ・港」で蘭越町のカントリーサインマグネットはすでに購入済みだったしね。
ここでもニセコ町のカントリーサインマグネットと飲むヨーグルト、夕食用のお野菜get。ここの道の駅は農産物直販をやっていて、新鮮な野菜が買えるのがステキ。一方、羊蹄山やニセコ山系は雲に隠れて全く望めず。むー。
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なお、ニセコ山系一帯には無数の温泉がある。是非来てみたいものだ。
道道66号→道の駅「真狩フラワーセンター」
ニセコから道道66号を西走。真狩村の道の駅「真狩フラワーセンター」でコーヒーをget。今度“元上司達”のところに上納しに行こう。
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道道の途中に羊蹄山を望むための駐車場がある。勿論今回は全く望めないが、その周囲の畑の周囲に延々とユリが植えられていた。
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写真奥の道道の先までこれがずっと続いている。花の町真狩の面目躍如。町おこしを称するなら、このぐらいはやってもらわないと。
道道66号→道の駅「230ルスツ」→国道230号(中山峠経由)→札幌
国道230号に合流しルスツの道の駅で用を足し、一目散で札幌へ。途中中山峠山頂付近で雲の中に突っ込み、視界が酷く悪くなって怖い思いをしたが、何とか突破して札幌帰還。どうも中山峠からの道は退屈でかなわない。
本日の走行距離389km。お疲れ様でした。