マスゴミのマスゴミたる理由を分析した記事。概ね同意。
奈良県の妊婦の救急搬送問題にも触れられている。マスゴミの非難対象選びが節操無いのがよく分かる。
古いパラダイムは、奈良県で起きた妊婦の救急搬送問題の報道に見て取れる。マスメディア各社は、まず、搬送に手間取った救急隊と受け入れを断った病院をバッシングし、地元の基幹病院である奈良県立大学病院を「受け入れに余力があったにもかかわらず断った」と非難した。しかし同病院がホームページに医師の過酷な勤務状況を分単位で記載した文書を公開。すると今度は、奈良県や国にバッシングの矛先を向けた。
一方、ネットに目を転じてみれば、産科の医師を含め、さまざまな意見が交わされている。例えば「患者が妊婦検診を受けておらず、かかりつけ医を持っていなかった」ことや、「お産に救急車を利用している」ことを疑問視する声が上がる。もう少し視野を広げてみれば、産科崩壊の背景に、福島県立大野病院の産科医逮捕、厚生労働省の通知による看護師の分娩時の内診禁止(横浜市の堀病院が書類送検されている)、さらには料金踏み倒しなど患者側のモラル低下といった要因があることも分かる。