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春の幕開け

昨日の当直明けももろともせず、またしても春探しに出発。
では、どうぞ。

函館新道道道96号→国道227号→市道→匠の森

元々は松前の桜を見に行く予定だったのだが、諸事情により予定がキャンセルされてしまい、元の一人旅になってしまった。去年に満開を見てるので一人で行く気にはならず、方針変更で道南随一のカタクリの群生を見に出かけることに。

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国道227号を江差方面に進んでほどなく案内板があるので右折し、公園内の道を進む。「北斗市匠の森研修センター」付近の駐車場に車を止める。もうその周囲からカタクリの花は一面に咲いていた。

北斗市匠の森のカタクリ群生地I


北斗市匠の森のカタクリ群生地II

開花したのが4月中旬なので最盛期は既に過ぎていたが、それでも春の木漏れ日のなかに咲き乱れるカタクリの花が一面に広がるのは美しい。この北国にも春が来たのだ。

匠の森のカタクリ

小鳥たちも囀り、春の訪れを謳歌している…が、相変わらず、野鳥の撮影は難しい。

(名称不明)


「春の仕事始め」


匠の森のスミレ


匠の森→市道→きじひき高原展望台

匠の森は木地挽山の山麓にあり、この山は頂上まで車道が続いていて展望台になっている。蛇行・急勾配の道を上り、頂上に到着。

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きじひき高原から望む春の大沼公園・駒が岳・横津岳


木地挽山は大沼公園から国道5号を挟んで対側に位置する。標高も日暮山より高いため、大沼公園駒ヶ岳、横津岳を一望できる。

きじひき高原→市道→国道227号→道道96号→国道5号→道の駅「YOU・遊・もり」・オニウシ公園

きじひき高原の道は展望台までで行き止まり(除雪されていないため)なので、来た道をとって返し、国道5号に戻り進路を一路北へ。大沼公園は素通りし、目指すは森町。森町のカントリーサインの通り、この町にも桜の名所があるのだ。
道の駅「YOU・遊・もり」に駐車し、目指すは道の駅の建物の裏に広がる「オニウシ公園」だ。

森町・オニウシ公園の大山桜

森町・オニウシ公園全景

森町・オニウシ公園のソメイヨシノ

森町・オニウシ公園の千島桜

千島桜・近景


規模そのものは松前五稜郭公園に比べれば小規模だが、今年は松前の方が寒くて開花が遅れているうえに、鳥が蕾を食べてしまい花そのものが少なくなっている。五稜郭公園は混雑していてあまり呑気に花見ができない。こちらが意外と穴場だったりする。それに、ここにはもう一つ見るべきものがある。森町のカントリーサインをよく見てほしい。“桜”と“駒ヶ岳”だ。

駒ヶ岳と桜I

駒ヶ岳と桜II

駒ヶ岳と桜III


桜の向こうに鎮座する、残雪映える駒ヶ岳との対比が素晴らしい。他の桜の名所では見られない光景だ。

ヒヨドリ @森町・オニウシ公園


ここにも、春を謳歌する歌声が。

道の駅「YOU・遊・もり」→国道5号→国道278号→道の駅「つど〜る・プラザ・さわら」


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さて、ここまで来たら亀田半島側の道南の道の駅を攻略してしまうことにした。国道5号を南下し、左折して国道278号に入る。後はひたすら道なりにすすむ。旧砂原町役場(現森町砂原支所)の向かいにある道の駅「つど〜る・プラザ・さわら」に到着、スタンプ確保。

砂原から望む駒ヶ岳


道の駅攻略戦グランドツアー2 道南電撃戦」では天気が悪く雲がかかって全貌が見えなかった駒ヶ岳も、今日はよく見える。

大沼公園から丁度反対側の北側から望む格好になる。噴火口のある南側とは異なり、山体の荒々しさが印象的だ。

道の駅「つど〜る・プラザ・さわら」→国道278号→道の駅「なとわ・えさん」

国道278号をひた走り、亀田半島の外周を進む。既に日は傾きつつある。砂原から恵山まで約70km、結構時間がかかる。

駒ヶ岳・東方遠望


森町砂原と鹿部の町境界付近の牧場から1枚。西の剣ヶ峯は反対側になり見えない。東側から望むと、駒ヶ岳も元々は羊蹄山と同じように裾野が広がる円錐状の成層火山であったことがよく分かる。
時刻は16:30ごろ、ようやく到着。

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道の駅「なとわ・えさん」から望む恵山


活火山であるため山頂付近の植生の発達に乏しく、その岩肌が夕日に照らされて染まっている。海の碧さとのコントラストが良い。

道の駅「なとわ・えさん」→国道278号→函館

あとは帰るだけ。その帰り道のとるぱ「石崎駐車場」から1枚。

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石崎駐車場から望む函館山の夕景


世界が黄金色に染まる。美しい。今日の一人旅を締めくくるにふさわしい。

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