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蛇足の典型

少子化対策として「女性は若い時に結婚を」と推奨する理由として

  • 35歳以上になると妊娠の成功率が優位に低下する
  • 染色体の不分離によって起こるダウン症は全体の95%を占め*1、母親の出産年齢が高いほど発生頻度が増加する

といった“蓋然たる科学的事実”だけを挙げればよいものを、「男性との距離が広がる」などと社会的、心理的な事を付け加えるからややこしいことになる。最近は30〜40代でも美貌を保てる女性が多くなってきたが、それでも妊娠・出産という“生物学的特性”には抗えないのだから。あと、出産を目的として重きを置き過ぎるから「『産む機械』発言を連想する」などとという反論を呼ぶのだ。結婚したって、子供を育てられる社会的環境になければ、妊娠・出産は出来ないだろう。
まぁ、何時ぞやのネタのように、合コンでまず相手男性の年収を訊ねてくるような女性は、何歳だろうと「男性との距離が広がる」だろうがな(苦笑)。

*1:残り5%は染色体の転座によるもので、こちらは母親の出産年齢とは関係しない

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