ちりん先生、tobiqsec先生、Dr. anesthesia2003がた“老舗”医療系blogの後続なので、もうあまり言うべきこともないのかもしれないが。
“医学生”が、“既に死んでいるウサギ*1を解剖”し、“公開”した、ことはさしたる問題ではない。解剖そのものは小学生でもやる(フナだったが)し、「人間の解剖学実習について書かれたサイトはなくもない*2。」が、それは、勉学のため、医学部の系統解剖ならば医学知識の習得のために(延いては、将来の医療行為実践のために)、他の妥当な手段がないため*3に、已むを得ず、ある程度の犠牲*4を代償にさせて頂く、という厳格に行われるべき行為である。…代償に対して「冗談」や「興味本位」じゃあ安っぽすぎるんだよ。
それと。このご時世、情報の共有は結構だが、仮令いかなる正当な理由があるにしても、そういう理由を必要としない人達にも、情報丸出しの状態でweb上に公開、ってのも無いだろうに。本件に限らず、エロ・グロ情報に対しては事前警告を出すのがweb上の常識。「ブログのアドレスを記したポスターを学内に掲示」していい訳ないだろう。