昨日の続き。ではどうぞ。
十和田湖畔
朝6:00、無料のネイチャーガイドツアーに参加。湖畔沿いに十和田神社を目指す。
御前ヶ浜 湖畔歩道
十和田湖に突き出す2つの半島の西側、中山半島の西岸「御前浜」を、半島の先端方向に歩く。
御前ヶ浜湖畔歩道から望む十和田湖(西湖)
十和田神社参道のキタゴヨウ
十和田神社参道のハンノキ?
十和田神社 山門
十和田神社 拝殿
少しばかりの石段を上り到達。風格は宇治の国宝にも負けないが、実は明治時代の再建。再三の火災で社歴も焼失したため、由来が分からないという。それにしても古めかしく見えるのは、木材に塗装をしない白木造りのため。
十和田神社参道の杉並木
十和田湖畔温泉→国道103号→国道103号(旧道)→瞰湖台
昨日来た道を戻る…が、途中国道103号の旧道に入り、小倉半島を上る。こちらは西方の中山半島とは異なり、湖岸は断崖絶壁になっている。
大きな地図で見る
蛇行する旧道を上り、瞰湖台に到着。
瞰湖台→国道103号→国道102号→御鼻部山展望台
そのまま国道103号を進み子ノ口に到着したが、肝心のレンタサイクル屋は9:30にならないと開店しないそうな。仕方がないのでこのまま湖畔を回ることに。
…が、子ノ口を過ぎた国道102号になってから、道幅1.5車線、傾斜10%, ヘアピンカーブの連続する前代未聞の難路だった! 知床横断道路でもここまで酷くなかったぞ。
大きな地図で見る
北東部外輪山から望む十和田湖
“恐るべきヘアピンカーブ”を越えたところに、少しばかり湖面を見渡せる場所があり、一枚。
で、結局御鼻部山展望台に到着したのだが、最も標高の高い展望台のせいか、山頂が雲に隠れ湖面が見えない! なんとまぁほうほうのでいて悪路を引き返すことに。
御鼻部山展望台→国道102号→子ノ口→奥入瀬渓流
大きな地図で見る
再度子ノ口に到着。駐車場に車を停め、レンタサイクルを借り、いざ、今回最大の目標、奥入瀬渓流探訪に出発!
万両の流れ
子ノ口から出発して程なくある浅瀬。奥入瀬渓流は、これ以降このような渓流が何度となく登場する。
銚子大滝 副流
子ノ口から1.6km下ったところにある、奥入瀬本流唯一の滝である銚子大滝(これ以降の滝は、両岸の岸壁を降る支流が形作る滝である)。三脚を持ち出し、シャッター速度を遅くすると、水の流れが筋になって写る。
白銀の流れ IV
浅瀬で波打ち、白濁する水が陽光を映して白銀の如く見えることから銘打たれた「白銀の流れ」。奥入瀬渓流の代表的な風景だ。
千筋の滝
雲井の滝から僅かに下ったところにある「千筋の滝」。流石に夏の渇水期には“千筋”とはいかないようだ。
阿修羅の流れ II
奥入瀬渓流の代表にして、最も有名な「阿修羅の流れ」。苔むした溶岩を食む急流が織りなす風景は、正に絶品。
阿修羅の流れ IV
一方、シャッター速度を早くする(1/250sec)と、跳ねる滴がよくわかる。ただ、露光時間が短くなる分、写真全体が暗くなるため、若干Photoshop©で明るさを弄った。
馬門岩 II
雲井の滝から1.6km(子ノ口から7.9km)、馬門岩に到着。奥入瀬渓流は十和田湖カルデラを作った火山の溶岩台地が河川に浸食されて出来たもの。冷却し岩となった溶岩に亀裂が走るとき、上下に走れば層雲峡や十和田湖畔で見かけた「柱状節理」になるが、この馬門岩のように左右に走ったものを「板状節理」と呼ぶ。
焼山→子ノ口
奥入瀬渓流下流側の観光拠点「焼山」に到着。ここでレンタサイクルを返却(乗り捨て料金が必要、借入時に既に支払済み)。近くのハンバーグ屋が混んでいたので、奥入瀬渓流ホテルのラウンジ「森の神話」でランチ。高級ホテルな分だけ、値が張ったがまあいいか。
焼山からJRバスに乗り子ノ口に戻り、駐車していた車を回収。時刻は13:30、あと3時間30分では蔦や酸ケ湯でひとっ風呂という余裕はなさおうである。さて、どうするか。
子ノ口から望む十和田湖
子ノ口→国道102号→御鼻部山展望台
同じ来た道を戻るのは気が進まない。なら、朝に霧で見えなかった御鼻部山展望台にリベンジしてみた。…また、あの悪路を走るのも、若干憂鬱ではあったが。
大きな地図で見る
御鼻部山展望台→国道102号→滝ノ沢展望台
滝ノ沢展望台→国道102号→道の駅「虹の湖公園」
十和田湖に別れを告げ、国道102号をひた進む。目指すは東北道黒石IC。その途中にあるダム湖「虹の湖」。湖岸にある道の駅「虹の湖公園」に寄ってみた。
大きな地図で見る