その実態は鉛温泉での入浴と、遠野の風景写真のフルサイズ一眼レフでのreviseである。
鉛温泉探訪記
最初の目的は「東北でまだ行ったことのない温泉に行こう!」と思い立ち、じゃらんで適当に調べていたところ見つかった場所である。宮沢賢治の「なめとこ山の熊」にも登場する。では、行こう。
盛岡駅→花巻駅
さて、問題はその鉛温泉の唯一の宿泊施設「藤三旅館」へのアクセスが、やや調べにくい。「藤三旅館」の公式webをみてもアクセスの方法が記載されてないのである。
ところが、この「藤三旅館」、昔からの施設の「旅館部」および自炊による湯治目的の長期宿泊者向けの「湯治部(旧称自炊部)」のほか、近代的な洋室の内装からなる「別邸・十三月」からなり、この「別邸・十三月」の公式webには、無料送迎バスの記載があるのだから、少々性質が悪い。
ともあれ、鉛温泉行の(というか正確には花巻南温泉峡すべてへの)無料送迎バスの第1便は15:25花巻駅発*1なので、あまり早くに着いても仕方がない…と当初は思っていたのだ。なので、盛岡→新花巻間をわざわざ金かけて新幹線に乗る必要なし、在来線の鈍行でのんびり向かった。
13:46 花巻駅
というわけで花巻駅に到着。それにしたって1時間半以上空き時間がる。しかも駅前の土産物店は閉店していて、手ごろに土産物がそろっているのは駅のNew Daysというオチ(留守番任せた同期にはここでお土産を買ったが)。待合室で適当にネットをみていたら…花咲に城址があるのか! しかし、歩いて往復するとなるとバス発車時刻までギリだなぁ…ええい、諦めた!!
…となったのである。
バス待ちなう。花巻城址を見に行こうかとも思ったが、「バス出発時刻までに戻れなかったらヤバい」と心配しながら旅をするのは俺の流儀じゃない。
— Terra Khan (@DrTerraKhan) 2018年9月22日
花巻駅→鉛温泉 藤三旅館
しかしこのバスも曲者であった。鉛温泉行き送迎バスではなく、「松倉温泉」「志戸平温泉」「渡り温泉」「大沢温泉」「山の神温泉」「高倉山温泉」「鉛温泉」「新鉛温泉」8か所の花巻南温泉峡に向かうすべての客を乗せて運行される。新花巻駅始発なので既に乗客はいっぱい。何とか座れたが、前の座席の客がリクライニングを倒したあと、降車する時に戻していかないで行きやがった。
とまれ、無事「藤三旅館」に到着。
鉛温泉 藤三旅館
温泉と食事
この旅館部には4つの温泉がある
- 白猿の湯: 当館名物「立って入る」温泉。湯船の底から温泉がわき出す。混浴だが女性専用時間帯あり。
- 銀の湯: 渓流を望む小さな浴室。夕方は貸切風呂。その他時間は時間帯による男女別。
- 白糸の湯: 渓流を望む浴室。時間帯による男女別。今回入浴してない。
- 桂の湯: 男女別の内風呂と露天風呂。
偶々空いていたので、有料だが貸切を使わせてもらった。夕食前に他人に気兼ねなく温泉に入れるのは、存外心地よい。
なお、名物の白猿の湯は、入り口からはるか下に降りて行き、浴室内で脱衣して入るという、ちょっと特殊な構造。そのせいで風呂を撮影したがる輩が多いようで、「盗撮したら通報します」の看板が。まぁ、撮りたくなるのは分かるが、ダメなものはダメです。
これはすごい pic.twitter.com/W0MeXF5zT8
— Terra Khan (@DrTerraKhan) 2018年9月22日
最近の憂さ晴らしのため、食事は豪勢にさせて頂きました。
では、また明日。
terra-khan.hatenablog.jp