「いただきます」でググると、まぁ色々出てくるが。「いただきます」と言えないというのなら、言えば良いのだ。「ヒンナ、ヒンナ」
勘違いの逆用
勿論「ヒンナ」はアイヌ語であるが、単に「美味しい」という意味ではない。
『ゴールデンカムイ』1巻5話に登場する。
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「いただきます」だってそうじゃないか。植物とて動物とてその命を頂く畏敬、その食物を目の前の食卓に並べるまでに費やされたあらゆる労働、そして今日も飢えることなく食事にありつけることへの感謝、それをすべて込めての「いただきます」ではないのか。そこに至るまでへの一切の感謝、「ヒンナ」と「いただきます」に何の違いがあろうか。違うとすれば食べた後に言うか、食べる前に言うか、ぐらいだろうさ。
「いただきます」と言おうとしたら叱られる毒親の子供たちよ、食べた後に「ヒンナ」と心の中で呟いておけ。そうしたら、よしんば口から出ても「おいしい」って意味だよ! と言えるし、"頂いた命に感謝する"ことを忘れないから。