おはようございます。今日は世界遺産三昧です。
— Terra Khan (@DrTerraKhan) 2019年11月19日
https://ginzan.city.ohda.lg.jp/1920.htmlginzan.city.ohda.lg.jp
石見銀山
「ゆずりは」は銀山ゾーンの端にある。自家用車で来た場合、石見銀山公園駐車場を利用するか、満車であれば(たいていすぐ満車になるのだが)「石見銀山世界遺産センター」の駐車場(約300台駐車可能)に車を置いてシャトルバスで石見銀山に向かうことになる。「ゆずりは」を含め石見銀山地区の宿を利用する最大の利点は、その宿の駐車場を引き続き使用できることにある。
銀山ゾーン
石見銀山の坑道(間歩と呼ぶ)で常設展示しているのは「龍源寺間歩」のみ。石見銀山公園から徒歩で行くとなると相応な坂道を45分ほどかけて登ることになる。それより楽なのは電動自転車を借りること。石見銀山公園から少し下ったところに「貸自転車 弥七」があるのでそこで電動自転車を借りる。
https://www.ginzan-wm.jp/spot/5618www.ginzan-wm.jp
余程の体力がない限り電動自転車を借りることを勧める。龍源寺間歩までの道はかなりの斜度である。
さらに「石見銀山公園観光案内所」でガイドを依頼する。
iwamiginzan-guide.jp
これは絶対必須。各地を旅行して思うのは、その土地を知り尽くしたガイドを頼んだ方が、楽しみは数倍になる。ここのガイド料金は500円(龍源寺間歩の入館料別)。ワンコインでこれができるなら御の字であると思う。
では、出発。
豊栄神社
「とよさかじんじゃ」と読む。毛利元就の木像がご神体として祀られていた。第二次長州戦争のとき、長州藩が同地を占領した際にこの神社を調べたところ、長州藩の祖である毛利元就の像が見つかって驚いたという逸話がある。
清水寺前休憩所
枯れた"ヘビノネゴザ"
曰く、地下に銀鉱脈があることを教えてくれる。実はこのシダ、Ag+を含む重金属イオンを有する土壌だけに生息する変なシダなのだ、しかもこの地域では普通のシダは通年生息するが、"ヘビノネゴザ"は秋に枯死し春に繁茂するので区別ができるとのこと。
石見銀山→石見銀山世界遺産センター
実は今回のルートは"逆打ち"。まず「石見銀山世界遺産センター」で石見銀山の成り立ちを予習した後、シャトルバスで大森地区に向かい、石見銀山(大森地区)を探訪するのが王道。世界遺産の宿業なるかな、押し寄せる観光客やそのマイカーを圏外で収拾して、シャトルバスで世界遺産区域に送る、というのが基本戦略なのだが、その抜け道が「ゆずりは」を含め"大森地区の宿に宿泊しマイカーを宿の駐車場においておく"である。もちろんこういう手法が通じるのは、そもそも大森地区の宿泊収容人数が限られているからこそできる技なのであるが。だから今回の旅行ルートも後述する体験メニューが水・木曜しかできないことを念頭に、繁盛期をずらしたのだ。
石見銀山世界遺産センター
https://ginzan.city.ohda.lg.jp/ginzan.city.ohda.lg.jp
ここの「体験メニュー」に注目。
キーホルダーくらいの大きさの鋳物から今回の『御取納丁銀』のレプリカ作成まで体験できる。ただし基本的に水・木曜日のみ。事前問い合わせが必要。
今回は事前打ち合わせをしたうえで、「プレミアム丁銀づくり」に挑戦。
実物大プレミアム丁銀づくり体験
型
で、さすがに銀は流し込めない(本当に銀を流し込んで作ると1000万円くらいになる)のでスズとビスマスの合金を型に流し込む。Youtuberじゃないんでね、流し込む瞬間を撮影してくれる相棒なんていないんだよ。