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Tow days of successful failure -優しい夜明け- day1

Prologue

今週末は休日当番の筈だったのだが、さる方から「当番を代わって欲しい」と依頼があり、1週間ずれ込んだ。そんなところに目にしたのが
wbsj-utonai.blog.jp
「これは行かねばなるまい!」
職場の面々に仕事を託し、出かけた訳だ。新型コロナウイルス再流行の兆しの中だが、屋外を大体ボッチで歩く分には、問題はあるまい。

Omen

で、正午に到着した久々のウトナイ湖。観察会までの間、遊歩道でいつもの如く野鳥撮影をしていたのだが…
まぁこれが、撮れないんだな!

コガラ


ようやく撮れたのがこれ。これからというもの、シジュウカラコゲラはしょっちゅう見かけるのに間に合わなかったりピンボケだったりと散々な結果。「まさかのボウズ*1か…?」と思ったところでようやく

アカゲラ


ようやくのもう1枚。ここで観察会の時間でTime Up。まじか…。かなりの失望状態で集合場所へ向かい、受付を済ませる。

まじすか

で、参加した観察会。しかしながら「今年は例年にない暖かさのため、渡り鳥がまだ千歳あたりの浅い沼地などに陣取っていて、このウトナイ湖にほとんど来てません!」という衝撃の告知。まじすか…地球温暖化の影響がここにも。

鳥たちは遥か彼方に

辛うじて飛来する鳥を手動補足

ダイサギ


僅かに来訪した渡り鳥たちはみんな湖の対岸へ

マガン





結構いるように見えますが、例年なら数万羽が飛来して空を埋め尽くす、その光景を期待してきたんですからね?

オジロワシ

対岸の木に留まっているオジロワシを、レンジャーさんが望遠鏡で見つけて参加者さんたちに見せています。さて俺も撮ってみましたが…

どこにいるかわかりますか?

ウトナイ湖は小さいとはいえ、観測地点から対岸までは約1kmあります。450mm砲では太刀打ちできません。でもPENTAX K-1マウントレンズでこれ以上の焦点距離のレンズ無いんだよなぁ。そもそもこれ以上重くなったら俺の腕がヤバい。

渡り鳥がいなくてレンジャーさん方が焦る中、子供たちは自由なもので、地面に落ちていた羽根を拾って「この羽根ってなんの鳥?」とレンジャーさんに尋ねたり*2、菱の実見つけたり、「あ、小鳥がいるー」…あんですと?

シマエナガ


実はこの時、何の鳥か分かってなくてシャッターを落として、後で画像を確認したらシマエナガだったというオチ。

ともあれ、16時を少し過ぎたところで解散。この日は凪いでいてな。

ウトナイ湖の夕景と月


さて、ハクチョウたちは岸に打ち上げられた草を食べに湖岸にやってくるが、夜明けの20-30分前に飛び立ってしまう、という話を聞いたので、明日来てみようか。

terra-khan.hatenablog.jp

*1:釣り用語で「釣果が無かった」の意味。

*2:ただし、渡り鳥には高病原性インフルエンザウイルスが付着している場合があるので基本的に触ってはいけません。幸い、ウトナイ湖周辺で変死した鳥は観測されていませんが。レンジャーさんがたも「しっかり消毒しましょうねー」って注意してました。そりゃ地面に落ちてるものは子供は何だって拾いますわ。それは親の責任であってレンジャーさんに責はありません。

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