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Ökumene

イクラネタでもう一つ。Java Edition 1.20.2から村の司書のエンチャント本の取引が変わるらしい(現時点では未確定)。
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ここの重点は、村のある司書が最終ランクである「達人」に達したときに取引されるエンチャント本が、その司書の出身バイオームによって決定されるようになる、ということである。追加して言えば、達人に至るまでのレベルで取引されるエンチャント本の種類も固定化されるのではあるが。
Java Edition 1.20以前では、その村がどのバイオームであれ、取引されるエンチャント本の種類はランダムに選択されるので、何となれば貴重な「修繕」すら、就職直後の司書から購入できたわけである。もっとも、前述の通り就職したての司書の取引はランダムに選ばれるので、気に入った取引が出るまで諸見台を壊しては立て…のリセマラを繰り返すことになるのだが。

1.20.2から「修繕」のエンチャント本を購入出来るのは「沼地の村の司書に限られる」ことになる。問題は、現時点では沼地とジャングルのバイオームには、村は自然生成されないのだ。つまり、「修繕」のエンチャント本が欲しければ、他の地域から村人を入植させるなり、現地で村人ゾンビを浄化させるなりして、沼地のバイオームに新たな村を勃興させなければならないということだ。同じく「耐久度」のエンチャント本が欲しければ、ジャングルバイオームに村を勃興させる必要があるが、耐久度はエンチャントテーブルでエンチャントした方が早いので、そこまでの要求度は高くないかもしれない。

これを界隈では"司書の取引弱体化"と慌てているわけだが、正直な感想を言うと、今までが優遇され過ぎだったのだ。「修繕」などというチートじみたエンチャントがリセマラで際限なく得られた方がおかしいのだ。Mojanも随分な下手を打ったものだ。本来なら「トレジャーアイテム」*1になっていてもおかしくない代物なのに、あっさり入手できたことが問題なのだ。トレジャーアイテムにされなかっただけでも幸いだと、思った方が良いのではないか。

旧来のMinecraftにおいて、村を勃興するのは「実績」にも入ってないし、特に利得のあるものでもなかった。俺を含む一部の物好きしかやっていなかったことだ。Mojanは、それを変えたのだ。1.20のタイトルは「冒険と物語(Trails & Tales)」。「新たな村を興し、物語を紡げ」ということなんだろうさ。

*1:廃坑や遺跡など、特定構造物のチェスト等でしか入手できないもの。現時点ではスニファーの卵など。

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