緒言
先日、この事件が話題になりましてな。
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まぁ、みんな色々な事を言っておりまして。で、俺が思ったのは
「金はともかく、実際に重い金属を持ったことがないんだろうな」
これですね。
terra-khan.hatenablog.jp
石見銀山でのレプリカ作成。スズとビスマスの合金で、おおよそ銀と同じ比重にしてある。これでもかなり重い。
なおこれをガチ銀でやったら現在の相場でも1000万円弱になる。
況や金おや。嵌められた小学生とその親には、色々とツッコミたいし、ジッサイ周囲がもうやっているが。
で。「最近プラチナを購入した者としては、複雑な気分だな。もちろん、インゴットみたいな実物じゃないぞ。」と話したら。
後輩が一言。
「白金って、金より高いんじゃないですか?」
…。
仕事面でも俺の右腕を任せられる奴が、"俺と同じく、そういう価値観であった"ことを、心から喜ばしく思うよ。
価値観
要は我らの価値基準が「金‹白金」なのだ。
白金の用途として
- 装飾品: これは金と同じ
- 触媒: 今後の科学の発展にで需要が拡大するという予測
- 工具: 高融点・化学的に極めて安定→電極・るつぼなど
- 抗腫瘍薬: 白金系抗腫瘍薬(シスプラチンなど)
特に有機化学系の発展に伴い、触媒としての白金の需要は増すと考えている。
昨今は日経平均株価が前代未聞の高値を記録している。この時期に株式を購入する気にはならない。かといって売る気にもならん。なれば、債券や貴金属など、それに関係が少ないものを購入しておけばよかろう。そういう話なのだ…が…
俺は疑問に思ったのだ。「何故金は高値なのだ?」
ゴールデンカムイ
2024年1月以降、金が1gあたり10000円前後の高値で推移している。どこぞの国がやたら買い付けているという話を聞くが、真偽のほどは分からないし、興味もない。
そもそも、一方のプラチナが1gあたり4500-4650円あたりでウロウロしている。金の1/2以下だ。俺らの価値観では「何で?」
金の工業的価値がない訳ではないが、白金ほどか? と思うのだ。だから金は購入していない。
となれば。金には、人間を魅了する"何か"がいるとしか思えないのだ。それこそ、スキタイや古代エジプトなど、文明の発祥とともに、金への欲望が生まれたのではないか?
それは今も途切れることなく続き、未だに金は高値で取引され、冒頭のようなことが起きる。
そう思えてならないのだ。
アイヌ達が昔から大切にしてきた宝物には真鍮や鉄を加工して作られたものはあるが
黄金を使った宝物はひとつも無いだろう?
アイヌの生活にとって そもそも黄金は必要のない……役に立たないものだった
それどころか砂金を掘ったことで 川は汚されアイヌは飢えた
すべてのものにはカムイがいると言ったね?
服や小刀 煙草入れや食器 家などにもカムイがいる
天災や疱瘡など 人間をおびやかすカムイもいるのだろう?
黄金にもカムイがいるとすれば…!!
それはアイヌにとって厄災をもたらす悪い神様なのではないかね?
触れる者に無残な死をもたらし どんなカムイよりも醜悪で凶暴で
眩いほどに美しく 黄金色に輝くカムイ
いわば… ゴールデンカムイか
